コンサドーレ
2024/06/13 00:00

札幌がFW出間思努&MF原康介の18歳コンビのゴールそろい踏みで天皇杯3回戦進出

後半20分、ゴールを決めたMF原(右)と喜ぶMF出間=撮影・松本奈央

■天皇杯2回戦 札幌3―1栃木シティ(6月12日、札幌ドーム)

 北海道コンサドーレ札幌がFW出間思努(18)&MF原康介(18)の高卒ルーキーコンビがそろってゴールを決めるなど3得点を挙げて、JFL3位の栃木シティに快勝。7月10日に行われるJ2山形との3回戦(詳細未定)進出を決めた。

左足振り抜きボレーシュート

 リーグ戦最下位と悩めるチームの活性化には欠かせない若い力たちが、札幌ドームのピッチ上で躍動を見せ、ゴールという結果を出した。まずは出間だ。札幌が1点リードで迎えた前半16分、右サイドからMF田中宏武(25)がゴール前へクロスを送ると、先制点をマークしたFW金健熙(29)がDFの裏に抜け出した出間にラストパス。相手GKとの1対1の局面の中、出間は冷静に左足を振り抜いてボレーシュートをたたき込んだ。「ああいう場面では常にボールが来たら、ゴールに行けるイメージをしていたので、(実際に)ボールが来て得点を決めることができました。良い(ゴールへの)嗅覚だったと思います」と胸を張る。

前半16分、ゴールを決めるMF出間(右)

 

昨季に続き天皇杯連続ゴール

 札幌U-18に在籍していた昨季は、天皇杯3回戦のヴェルスパ大分戦(5〇2)で2ゴールを挙げて勝利に貢献。天皇杯での〝2試合連続ゴール〟で、再びチームの力となった。「天皇杯連続ゴールというのは自分の中でもすごくうれしいですし、今日のゲームも勝利できて良かったです」。

公式戦4戦目でプロ初ゴール

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