【一問一答】山本拓実が古巣から移籍後初勝利!「不思議な縁があるんだな…」
■交流戦3回戦 中日4-9日本ハム(6月13日、エスコンフィールド北海道)
古巣から移籍後初勝利! 日本ハムの山本拓実投手(24)が13日、エスコンフィールド北海道で行われた中日戦の六回に3番手で登板し、1イニングを無失点に抑えた。直後の攻撃で味方打線が3点を奪い、逆転に成功。2022年4月24日の巨人戦以来、2年ぶりの白星を挙げた。試合後の一問一答は以下の通り。
―中日からの勝利
「投げる前から、あまり意識しないように投げようと思っていました。その中で、不思議な縁みたいなものがあるんだな、と思いました」
―3連戦、古巣の選手と交流はあったか
「特にずっと1軍にいるような選手は、トレードのときにお別れして以来(初めて)会う選手が多かった。食事に行ったり、試合前のあいさつでも話ができましたし、チームは変わりましたけどプレーしている姿を見て、自分ももっと頑張ろうという気持ちになりました」
―誰と食事に
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「橋本さんと。あと清水達也は同級生なので。高橋宏斗とも一緒に行って。岡林とは道ばたで会って、田中幹也とも道ばたで会って(笑)。そんな感じです」
―初戦の前日か
「初戦の後ですね。郡司さんもいました。久々にお互いの近況というか、こういうようなことをやっているよ、とかいろんな話ができて楽しい時間でした」
―道ばたで会って合流したのか
「いや、もう帰るときだったので『おー』みたいな感じで。岡林はグラウンドでも、ちょっかいをいっぱいかけてきた。いつも通り元気なヤツだなと思いました」
―中継ぎは勝ち星がつく機会が少ない
「今年はずっとファイターズ打線の勢いがありますし、どんな状況でも逆転してくれるんじゃないか? という期待がすごいある。負け試合でいくピッチャーも1点でも少なく、とブルペンで言い合っている。野手がすごいな、という感じです」
―ウイニングボールは
「奥さんと結婚して初めて勝ち投手になったので、帰って妻に渡したいなと思います」
―記念のボールはどのくらい持っているか
「初勝利のボールはあるけど、それ以外はたぶん実家に持って帰ったような気がします。どこかには転がっていると思うんですけど…。一応、保管するタイプです(笑)」
―元中日メンバーがみんなで活躍
「古巣との対戦が僕も郡司さんも初めてだったので、どんな感じなんだろうという思いも、この3連戦はありました。それこそ田中正義さん、山崎福也さんだったり、他球団から来た先輩に『古巣との対戦はどんな気持ちですか?』と聞いたら『どうしても古巣との対戦は、力が入っちゃうもんだよ』と言っていた。初戦は郡司さんも4タコだったので、やっぱり力が入っているんだろうなと思った。僕も力は入るもんだと思って、その中でしっかり投げようという気持ちで、何とかゼロで帰れたので、そこは良かったです」
―さすがに力が入った
「たまたま僕と在籍が被っていた選手と対戦しなかったので、そこは思ったよりも大丈夫でした」