【一問一答】ザバラ エスコン最速の162キロを記録 最近覚えた日本語は
■交流戦1回戦 巨人7-2日本ハム(6月14日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムのアニュラス・ザバラ投手(27)が5点ビハインドの六回から2番手でマウンドに上がった。2死から巨人の丸佳浩外野手(35)を迎えての2球目に、自身が記録していたエスコン最速を1キロ更新する162キロをマークし、場内をどよめかせた。剛腕助っ人のコンディションは上々のようだ。試合後の一問一答は以下の通り。
―162キロを計測。コンディションは良好か
「久々の登板だったんですけど、毎日ウエート場で自分のメニューをこなしているので、登板間隔が空いていても、自分のいいコンディションは崩してないですし、きょうは言うまでもなく、いい感じだったと思います」
―アメリカではもっと速い球を投げていたか
「いつも同じです。向こうでいう102マイルぐらい出てました」
―自己最速と同じぐらい
「そうですね。環境が変わったんですけど、日本でのスタッフの皆さんだったり、コーチの皆さんのサポートや教えのおかげで、アメリカの時と同じぐらい、いい結果が出てると思います」
―162キロが出た時は球場が沸いていた
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「いつも集中しているので、試合中はあまり気にならないです。例えば、今の何キロぐらい出たかなと上を見たり、後ろを振り返ってチェックしたりとかは試合中にしないので、あまり気にならなかったです」
―後から知った
「だいたい、いつもですと、登板が終わった後に裏で『何キロ出てたよ』『ああ、そうだったんだ、初めて知った』っていうそんな感じなんですけど、きょうのあのピッチングに関しては投げた時から、実際に何キロ出るかは分からないけど、それなりの球速が出るだろうなっていう自信はありました」
―球速はまだまだ出そうか
「頑張ろうと思えば、可能性はなくはないと思います。ただ自分が思っているのは、1キロでも速い球を投げるっていうことではなく、自分がそのイニングを無失点でつないで、次の攻撃の回にバッターが打ってくれるように勢い付ける、そういう投球が大事だと思いますし、やっぱりチームの勝ちに貢献することが大事なので、他に優先することがあると思います」
―細川が日本語を教えていると。上達したか
「細川に限らず、いろんな人とコミュニケーションが取れていると思いますし、自分に声をかけてくれると思います。その中でも細川は自分から、初めにあいさつしてくれたりとか、日本語の時もそうですし、今もそうなので、たびたび新しい単語を教えてくれることがあります」
―最近覚えた言葉は
「メチャメチャアツイ」
―これから使える
「それに限らず、いっぱいいろんなフレーズを教えてもらったんですけど、こうやってインタビューされた時はちょっと出てこないです。ただ、いっぱい教えてもらっていることは確かです」