ファイターズ
《ハム番24時》6月15日
依然、球宴をジャックしそうな勢いでファン投票が伸びている。注目したいのは、パ・リーグの外野手部門。中間発表(14日)を見ると、1位から万波、近藤、柳田、松本剛、周東と続き、6位に五十幡が名を連ねている。
27万3364票(14日発表時点)を獲得し、他球団の中心選手を上回っている。現状をどう受け止めているのか、五十幡に聞くと「まず、(トップ10に)ランクインしていることが不思議です」と目を丸くして「自分はレギュラーで出られているわけじゃないので、それだけ投票していただいて、素直にめちゃくちゃうれしいです」と深く感謝した。
今季は41試合(14日時点)に出場しているが、スタメンは3分の1程度の14試合。盗塁数はリーグ5位の10個。代走、守備固めが多く、切り札としての役割も担っている。
圧倒的な走力を武器に、必要不可欠なピースとして機能しているが、本人は納得していない。「プロで生活している以上は、オールスターや日本代表を目指さないといけない。しっかりレギュラーを勝ち取って、もっと票をいただけるとありがたいです」。間違いなく、1票が大きな励みになっているようだった。