■交流戦２回戦　巨人２ー０日本ハム（６月１５日、エスコンフィールド北海道）

ただでは負けない　選手会長が意地の２安打

　日本ハムの松本剛外野手（３０）が１５日、エスコンフィールド北海道で行われた巨人戦に「２番・中堅」で出場。チームは０封負けを喫したが、相手先発・グリフィンから２安打と気を吐いた。

対応力と割り切り　「めちゃめちゃ真っすぐ良かった」

　一回、四回と２打席連続で見逃し三振に倒れたが、さすがの対応力を見せた。

　「きょう、めちゃめちゃ真っすぐ良かったので、なかなか打てないなってすごく感じました。その中で読みも全然、当たらなかったので〝みのさん〟２つでも割り切れって言われました」。気持ちを切り替え、六回には左翼線二塁打、九回１死から右前打を放った。

状態は上向き　前日には今季第１号

　前日１４日には今季初アーチが飛び出し、「今、やりたいことがちょっと表現できている打席が増えているので、継続して結果としてつながればいいです」。いまひとつ状態が上がらずにいた打撃は、復調への兆しが見えつつある。

同一カード３連敗阻止へ気合十分

　同一カード３連敗を阻止したい１６日は、実績十分な菅野が立ちはだかる。

　チームを引っ張る選手会長は「頑張らないと。３タテはされないように。あしたまたいいピッチャーなので、しっかりチームとしても打って勝ちたいです」と言葉に力を込めた。