【プレーバック・写真入り】交流戦3回戦 巨人3-3日本ハム(6月16日、エスコンフィールド北海道)
(延長十二回引き分け)
延長十二回の末にドロー 交流戦の負け越し決定
日本ハムは本拠地のエスコンフィールド北海道で巨人と対戦し、延長十二回の末に3―3で引き分けた。同一カード3連敗こそ阻止したが、交流戦の負け越しが決定した。
互いに譲らなかった。先制したのは日本ハム。三回2死三塁で松本剛外野手(30)が中前にはじき返した。1―2とされた直後の四回には2死から細川凌平内野手(22)、フランミル・レイエス外野手(28)の連打で一三、塁。ここで8番の水野達稀内野手(23)が左翼線に適時二塁打を放ち、同点とした。
六回には万波中正外野手(24)が右翼後方のブルペンに飛び込む勝ち越しの9号ソロを叩き込んだ。だが八回、3番手登板の河野竜生投手(26)がヘルナンデスに3号ソロを浴び、試合は振り出しに戻った。その後は両チームとも決め手を欠き、痛み分けとなった。
先発登板した加藤貴之投手(32)は七回途中2失点で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、4勝目を手にすることはできなかった。強力リリーフ陣は九回以降、巨人打線を無安打に封じた。中でもパトリック・マーフィー投手(29)とアニュラス・ザバラ投手(27)が1回⅓、田中正義投手(29)が1回をそれぞれパーフェクトに抑えた。七回1死二、三塁で2番手登板した杉浦稔大投手(32)も遊ゴロ2つで無失点と快刀乱麻を断った。
試合詳細はコチラ
■先発登板し、七回途中2失点の加藤貴
「一時は逆転を許しましたが、野手に助けてもらい感謝です。リードしたまま、なんとか試合をつくることができて良かったです。中継ぎ陣には負担をかけますが、勝利を信じて最後まで応援します。スギ(杉浦)さんありがとうございます。水野ナイスプレー!」
■三回に先制の中前打を放った松本剛
「打ったのはスライダーです。追い込まれていたので、なんとか食らい付きました。いいところに飛んでくれて良かったです」
■四回に一時同点の適時二塁打を放った水野
「逆転された直後で、2アウトからつくってくれたチャンスだったので、絶対に(走者を)かえす思いで打席に入りました」
(全15カット)