【一問一答】万波中正 連続三振から右翼へ技あり9号ソロ 菅野攻略が自信に
■交流戦3回戦 巨人3ー3日本ハム(6月16日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの万波中正外野手(24)が16日、エスコンフィールド北海道で行われた巨人戦の六回、初対戦の菅野智之投手(34)から右翼へ9号ソロを放った。2打席連続三振の後、外寄りの直球をポール際に運ぶ技ありの一発。試合は引き分けに終わったが、大きな収穫を得た。試合後の一問一答は以下の通り。
―ホームランを振り返って
「いいバッティングだったなと思います。本当にすごいピッチャーですし、前の2打席はいいようにやられていたので、一矢報いることができたのは本当に良かったと思います」
―2打席連続三振の後、変えたことは
「自分の中で本当に完璧に投げ切られてやられたという感覚が大きかった。いつも通りのアプローチを心がけました。一応、スライダー(狙いで)いきたくなったんですけど、真っすぐは消さないように、という中でいい結果になったと思います」
―右方向への一発は手応えを感じるか
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「そうですね。つかまえた打球があっち(右方向)に行っているのは、ホームランに限らず、すごくいいことだと思います。あまりスライスせずに真っすぐに飛んだので、あれはいいバッティングかなと思います」
―タイミングを合わせたようなスイングにも見えたが
「そんなことないです。ちゃんと振ってはいます。でも、かなりうまく打てました」
―一流の投手から一発。自信になる
「菅野投手と公式戦で対戦するのは初めて。プロに入る前から第一線で活躍している選手なので、そういう投手から打てたのは本当にうれしかったですね」
―交流戦は負け越しが確定。残り1試合
「なんとか勝って終わりたいなと思います。ここ最近はなかなか勝てないですけど、素晴らしいピッチャーと対戦させてもらう中で、みんなで粘ってやっていこうという感じはずっと出ている。それを勝ちにつなげられるように。そういう一本を自分が打てるように頑張りたいなと思います」