ファイターズ
2024/06/18 21:55

細野晴希 毎日連絡を取り合う親友が明かす〝オチョア〟の素顔 登板前に交わす約束とは

東洋大野球部のチームメート・小林彪希さん(右)と細野=撮影・中田愛沙美

■交流戦3回戦 日本ハム1ー2阪神(6月18日、阪神甲子園球場)

デビュー戦で堂々の投球 親友が明かす素顔

 日本ハムのドラフト1位・細野晴希投手(22)が18日、阪神戦でプロ初登板初先発を果たした。五回にヒットと2四球などで1死満塁とされた場面で降板したが、五回途中1失点と好投。堂々のデビューを飾った。

 東洋大野球部のチームメートで毎日のように連絡を取り合う小林彪希(ひょうき)さん(22)が、ルーキー左腕の知られざる素顔を明かした。

ユニークなゲーム上の愛称 名付け親は小林さん

 細野はゲームのプレーヤー名を「オチョア」と登録している。周りに全く浸透していないというニックネームの名付け親は小林さん。細野→ホチョノ→オチョノ→オチョアと変化していったという。

デビュー戦決定時には連絡 「見に来いよ」

 小林さんは今年4月から建築系の会社で営業マンとして勤務。顔を合わせる機会は減ったが、毎日欠かさずやりとりをしている。1軍デビュー戦が決まった時には、細野が「見に来いよ」と連絡。仕事のため、球場に来られなかったが「有名になってくれと思っています」とエールを送る。

 

出会いは高校3年の春 けん制を手ほどき

 そんな2人の出会いは、高校3年生の春までさかのぼる。小林さんがいた東洋大姫路に、細野がいた東亜学園が遠征で訪れた。当時、東洋大姫路を率いていた藤田明彦監督から「おまえ、へたくそなんだから(けん制球が得意な細野に)教えてもらえよ」と指令を受けたのがきっかけだった。

負けん気の強さにビックリ 「絶対に負けないからな」

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