サッカー全般
2024/06/18 21:40

札幌大谷が3年ぶり全国切符 決勝で王者・旭川実業を撃破だ【全道高校サッカー】

後半23分、決勝ゴールを決めた札幌大谷のMF笹(左)=撮影・北波智史

■全道高校サッカー大会第4日(6月18日、札幌・白旗山競技場)
▽準決勝 札幌大谷1-0札幌創成

旭川実業は3連覇中

 札幌大谷が後半23分にU-17日本高校選抜メンバーのMF笹修大主将(3年)が値千金の決勝ゴールを決め、3年ぶり6度目のインターハイ切符を手にした。決勝では6年ぶり4度目の優勝を懸けて3連覇中の旭川実業と対戦する。

元部長の清水監督が指揮して3年

 試合終了のホイッスルが響き渡ると札幌大谷の応援団が歓喜に沸いた。スタッフとがっちり握手を交わした就任3年目の清水隆行監督(49)は、部長時代に5度の全国大会出場の経験はあるが、指揮官としては初めて。「もうとにかくホッとしてます」と胸をなで下ろした。

札幌大谷の清水監督(右)は、就任3年目で監督として初の全国大会出場を決めた=撮影・西川薫

 

1試合の平均得点は驚異の5.5点

 札幌支部予選から準々決勝まで8試合連続で4得点以上をマーク。1試合平均5.5得点と圧倒的な攻撃力で勝ち上がってきた。清水監督は「高体連って試合時間が70分なので、すごく相手も頑張ってくるから、どの試合も簡単じゃない」。高円宮杯Uー18プリンスリーグ北海道よりも20分短く、スタミナを気にせず向かってくる相手にもそれだけの力を発揮してきた。

「ゴールに向かってサッカーをしなさい」

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