【一問一答】進藤勇也が堂々の初マスク 相性バッチリ細野を好リード 約束通り初球は真っすぐで
■交流戦3回戦 日本ハム1ー2阪神(6月18日、阪神甲子園球場)
日本ハムのドラフト2位ルーキー・進藤勇也捕手(22)が18日、甲子園で行われた阪神戦でデビューした。同じく初登板となったドラフト1位の細野晴希投手(22)とバッテリーを組み、息の合ったコンビぶりを発揮。1軍の舞台で、たくさんの収穫をつかみ取った。試合後の一問一答は以下の通り。
―デビュー戦を終えて
「試合が始まる前はものすごく緊張していて、初回はそのまま入ってしまったんですけど、初回が終わってからはいい緊張感の中で細野をしっかりリードできたのかなと思います」
―甲子園の大観衆の中でプレー
「いや、すごかったです。振動がすごいというか。初めて味わいました」
―細野の球を受けて
「本当に楽しかったですね。細野も相当、緊張していたと思うんですけど、いいボールを一球一球、投げてくれたと思います。途中途中、気持ちの入ったボールを投げてきてくれたので、受けていて気持ち良かったです」
―五回途中のピンチでも、細野と笑ってやりとりしていた
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「ヒットも出て、球場もワーっとなっていて、細野がちょっと押されているような感じがしたので『ここは楽しもう、割り切っていこう』と話しました」
―その後、受けていてボールの印象は
「ちょっと押されているな、というのはありましたけど、終わった後、話して、本人もちょっと引いていたところがあったと。そこは次への課題、修正するところだと言っていたので良かったと思います」
―プロ初打席も
「結果は出なかったですけど、結果を求められる世界。早く結果を残して活躍できるようにやっていきたいなと思います」
―1軍を経験してどんな気持ちに
「うまくなりたい。自分の中で向上心がファームにいた時よりも芽生えて、奮い立たされました」
―初球、ストレートは決めていたのか
「一緒にドラフトで入って、もし1軍でデビューした時に初球は真っすぐね、というのは話していたので。彼の一番いいボールなので、それを選択しました」
―どのように組み立てようと思い描いていたか
「一番は偏らないことを意識して組み立てました。彼の一球一球、変化球もいいボールがあるので、そこをつぶさないように」
―四回2死までパーフェクト
「変な欲は出したくなかったです。あまりそこの部分は意識していなかったです」
―五回のピンチでは宮西と組んで三振を奪い、ガッツポーズも出た
「あのピンチを抑えられて良かったな、という思いです」
―打者としてアピールしたい気持ちも
「もちろん、結果を残したいと思ったんですけど。細野をリードすることを一番に考えていて、頭がいっぱいでした」
―新庄監督は1本ヒットを打たせたいと
「僕も打ちたい気持ちなので、早く打てるように頑張ります」
―家族は応援に来ていたのか
「両親は見に来てくれていました」
―どんな話をしていたのか
「父親から、いつも通りやれば大丈夫だよ、と言ってもらいました」
―1軍を経験したことで、今後の夢、目標が広がったのでは
「活躍したいですし、活躍すれば周りから注目される。そんな選手になっていきたい。1軍の緊張感を味わって、チームに必要とされるような選手になっていきたいと思いました」