ファイターズ
2024/06/20 20:45

水谷だけじゃない! 交流戦打率・351の田宮裕涼が再び打線をけん引する

打撃練習をする田宮=撮影・松本奈央

■6月20日、エスコンフィールド北海道

 再びチームに火を付ける―。日本ハムは21日楽天戦(エスコン)から再開するペナントレースに向けて、全体練習を行った。交流戦打率・351を記録した田宮裕涼捕手(24)はフリー打撃でも快音を連発。リーグ再開後は交流戦優勝の楽天、首位を走るソフトバンクと落とせない試合が続く。まずは犬鷲軍団を撃ち落として、首位を追う勢いを生み出す。

データ少ない相手にも打率3位

 ブレークした打棒は本物だった。打率・322で交流戦に突入したが、田宮の勢いがデータの少ない相手との対戦も多かったが、交流戦打率は12球団3位の・351をマーク。交流戦MVPに輝いた水谷同様に、数多くの快音を響かせた。田宮は「1打席1打席しっかりいい打席を送れたので、良かったと思います」と投手と向き合いながら、自らのバットコントロールで結果を残した。現に難しい代打でも2打席で1安打1故意四球を記録。中日の高橋宏から右前打を放つなど、高い技術と対応力を示した。

負け越した交流戦「難しかった」

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