高校野球
2024/06/22 05:00

早ければ来夏から甲子園を懸けた南・北北海道大会が拡大開催

円山球場(左)と旭川スタルヒン球場

 道高野連は、早ければ2025年から全国高校野球選手権の南・北北海道大会と支部予選を一体化する方向で検討を進めている。関係者の話を総合すると、各支部で数試合を行い、勝ち上がった南北32校ずつで甲子園を争う。出場枠は北1枠、南1枠で変わらない。

支部ごとの試合数の均衡化狙う

 支部による試合数の偏りを均等化することが目的のひとつだという。大会を一体化することで、事実上、支部代表という概念はなくなる見込み。また出場校数が今夏の16校から32校に増え、試合数が15試合から31試合に増えることが予想され、準々決勝までは2会場での同時開催を模索している。

北は旭川と帯広、南は円山と函館が会場候補に

 北北海道大会は旭川スタルヒンと帯広の森、南北海道は札幌円山と函館オーシャンが候補に挙がっている。準決勝と決勝は、北北海道大会は現時点未定、南北海道大会はエスコンフィールド北海道で行う方向だ。道高野連は昨夏の南・北北海道大会の準決勝と決勝をエスコンで初開催し、4日間合計6試合で約4万5000人を動員。さらにセンバツ甲子園につながる秋季全道大会を札幌ドームで初開催するなど、改革を推し進めてきた。

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