《SHINJOの信条》野球はもう何が起こるか分からない。最後の最後まで
■パ・リーグ8回戦 楽天9-9日本ハム(6月21日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後、自ら口を開き)
「水野くんの足首、心配ですね。僕も経験あるんですけど、急にストップをかけられると、ああいう止まり方しかできない。あれが人工芝だったらスライディングして戻れるんですけど、ああなりますよね~。急に止まると」
―今の状態は
「病院行きましたよ。MRIを撮って、靱帯(じんたい)がどうかな。スローで見たんですけど、ひねった時に(力が)ポンって抜けてくれたらいいんですけど、抜けていなかったので。夜中に報告があると思う。どっちにしたって(翌日は)試合には出られないから、誰か呼ぶしかないですね」
―七回にレイエスが満塁弾を放ち、監督もうれしそうだった
「そりゃうれしいですよ。彼がキーポイントになるってところで、ファームであの暑い中、一生懸命走ってもらって、打席で結果を出した。きょう、ホームランを打てたので(ファーム調整は)いいタイミングでしたね」
―本塁打が出ると、乗っていけそう
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「いや…、ポイントが近いのを直してくれさえすれば、ああいう逆方向にも(打てる)。あれでもちょっと近いくらいかなと思ったんですけど。ああいうホームランを打って、彼がどういうふうにつかんでくれるのか。この打ち方でも、あそこ入るんだっていう感覚が分かったと思う。うれしかったですね~」
―水谷も変わらず好調をキープ
「足が心配でね。(九回に)三塁打を打った時に。でも、大丈夫そうなので。完全には治っていないと思うんですけど。よく打ってくれましたよ。九回(楽天は1番の)小郷くんから始まる。今、勝てていない中で、ベテランの宮西くんの投球術を期待して送り出したんですけど、1点取られて、その後、水谷くんがカバーしてくれましたね」
―九回2死から相手守護神・則本が、清宮の投ゴロを一塁へ悪送球
「清宮くんのピッチャーゴロ。こっちのベンチもそうですけど、向こうのベンチも、はぁ~って口空いたでしょうね。あれ、難しいんですよね。たぶん則本くんは思い切り清宮くんに放った中での短いスローイング。まあ、難しいと思う。ちょっと置きにいくじゃないですけど、手首が返らずに浮いてしまう。そこから水谷くんのヒット、野球はもう何が起こるか分からない。最後の最後まで」
―乱打戦で粘り強く戦い抜いた
「まあ…1年間やっている中でいろんなことがあるし、きょうはその一つ…。何て言ったらいいんだろう…。なんじゃ、きょうの試合は? というのが強いですね」
―水野は出場選手登録を抹消するか
「夜中に報告、答えを聞いてから。ここでケロッとしていたらすごいですけど、あのひねり方だとちょっと難しいかな。残念ですけど。はい。また、あしたやってきます」