札幌DF馬場晴也が前節の痛恨ミスを糧に勝利もたらす(予想スタメン付き)
■6月22日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は23日のホーム横浜M戦(札幌ドーム、午後2時キックオフ)に向け、チームミーティングの後、11対11やセットプレー練習などで調整した。今季ここまでJ1リーグ戦の全18試合に先発出場しているDF馬場晴也(22)は、横浜M戦でもスタメンが濃厚。前節のアウェー京都戦(0●2)の悔しい経験をバネに、今度こそチームを勝利に導く働きを見せる。
練習場に横断幕「申し訳ない」
「まずは本当に申し訳ない、というのがあります」。この日、宮の沢の練習場に掲げられたチームを鼓舞する横断幕を見て、馬場はサポーターに対する思いを口にした。チームは現在リーグ4連敗中。先月15日のホーム磐田戦(1〇0)から1カ月以上勝利から遠ざかっており、なかなかサポーターに白星を届けられていない。「内容もそうですけど、もう本当に結果が全てだと思う。球際や走るところで相手より戦って、勝ち点3を取るところを見せたい」。サポーターの檄に応える戦いぶりで、反撃のきっかけとなる勝利の瞬間を見せたい気持ちを強く抱いている。
京都戦で追加点許すトラップミス
前節の京都戦では、馬場のワンプレーがチームにとって非常に痛い失点につながってしまった。先制点を許した直後の前半20分、自陣ゴール前でボールをつなぐ中で、パスを受けた馬場がトラップミス。相手にボールを奪われると、痛恨の2点目を札幌ゴールにたたき込まれた。「トラップミスしましたけど、その前の準備や、もう少し開いたりというのはできたと思うし、ああいう前から来る相手に対して、はがしたりしなきゃいけないと思うので、反省です」と悔恨の場面を振り返る。どれだけ悔やんでもあの失点を取り返すことはできないだけに、「もう終わったことなので、しっかりその経験を生かして、次の試合ではもっと攻撃の起点になれるように意識していきたい」と、今後の試合に生かそうと前を向く。