【一問一答】レイエス 4番起用で猛打賞 サイクル安打を意識していたか問われ「オフコース(笑)」
■パ・リーグ9回戦 楽天2ー5日本ハム(6月22日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムのフランミル・レイエス外野手(28)が22日、エスコンフィールド北海道で行われた楽天戦に「4番・DH」で先発出場。2軍降格も味わった新助っ人が、五回に勝ち越しの適時二塁打を放つなど、首脳陣の抜てきに応えた。試合後の一問一答は以下の通り。
―素晴らしい活躍を振り返って
「全体的にきょうは打席の感覚がすごく良くて。どんなボールに対しても、しっかりと自分のスイングをするってとこだけを決めて。向こうの投手がカーブとか自分の好きなゾーンに投げてくれたので、そこをしっかりと逃すことなく打てたっていうのがいい結果につながったと思います」
―4番起用だった
「4番っていうことに関しては特に意識はしてなかったですし、小さい時、リトルリーグの時から4番で打ってきましたし。どんな打席、どんな打順でもしっかりと自分のバッティングをするだけと心がけていたので、きょう4番にしてくださって感謝をしていますし、特に4番だからって特別な思いはないです」
―ベストフレンドの一人という福田光とお立ち台に上がり、仲むつまじいやりとりを繰り広げた
「福田も1軍に上がってきて、いいプレーすることができて、結果を残すことができて、僕自身もうれしく思います」
―仲良くなったきっかけは
「日本の選手は初対面では内気な性格と言いますか、なかなか声をかけてくれないというのがあった。例えば若い育成の子たちとは、最初はなかなか会話はなかったんですけど、徐々に日にちがたつに連れて会話もするようにはなった。福田に関しては、ファームの1日目から、とにかく話しかけているので、そこから本当に仲良く時間を過ごしました」
―通訳を介さずに話していた
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「通訳なしで。僕は通訳なしでも、会話ができるので。もし通訳なしで会話して分からないことがあれば、そのまま流してます(笑)」
―何て呼び合っている
「光輝とモーレです。たまにエルコーヒーと呼ばれています。ロッテのポランコみたいに」
―本塁打が出れば、サイクル安打達成だった。意識したか
「オフコース(笑)。もちろんオフコースです。最後の打席、カーブを空振りしたんですけど、あれをホームランにしようと思っていて、空振りにしてしまった。あれを空振りしてすごい悔しくて、もうあのボールだったらホームランいけたのにと思って、ちょっと時間取りすぎてしまったら、審判の方に『ちょっと早く戻って』という一言があって、そこで切り替えようと思って、次の球に対応しました」
―およそ1カ月間の2軍暮らしを経て、結果が出た
「ファームに降格した時はすごく悔しい思いがあって、最初の3日、4日ぐらい、本当に悔しい気持ちで、なかなか立ち直れなかった部分もあった。ただ、自分がしっかり試合に出たいっていう気持ちがあったので、試合に出るためにはやっぱり結果を残さないといけないと思った。そういった中でファームでも一生懸命1軍に上がるためにやってきましたし、1軍に昇格させていただけて、試合に出させていただけて、もちろんその試合に出してもらえるためには、自分でこう結果を残さないといけないのは理解している。こういった機会をくださった新庄監督には感謝していますし、もちろんコーチの皆さんにも感謝をしています」
―屋根が開いて、気持ち良かった
「すごく気持ち良かったんですけど。たぶん屋根が閉まってたら、1打席目はホームランだったかなと思います(笑)」
―前日21日の本塁打は右翼への当たりだった。逆方向の打球が出るのはいい傾向か
「もちろん、逆方向にいい打球が行くのは一つ好調の印といいますか、証しっていうのは思っているんですけども。きょうのポンセに関してもアウトコースメインなので、アウトコースに来た球を無理やり引っ張るのではなく、逆方向、逆方向にという意識はあるので、それがいい結果になったかなと思います。きのうみたいにインコースに来た時はしっかりと引っ張っていい打球が出るようにと心がけてやっていきたいなというふうに思うんですけども。きょうの打席、きのうのホームランを含めて、しっかりと逆方向にいい打球が行っていることは、調子はいいのかなっていうふうに思います」