■パ・リーグ９回戦　楽天２ー５日本ハム（６月２２日、エスコンフィールド北海道）

　日本ハムの田中正義投手（２９）が２２日、エスコンフィールド北海道で行われた楽天戦で３点リードの九回にマウンドへ。１死から四球で走者を出したが、無失点で締め、５月２１日のオリックス戦以来、約１カ月ぶりのセーブを挙げた。一時的に抑えから配置転換されていたが、守護神として完全復活を印象付けた。試合後の一問一答は以下の通り。

―久々にセーブシチュエーションでの登板だった
「そうですね。どんな形でもいいので、勝った形で試合を終えられるようにと思って、マウンドに上がりました」

―どんな心境だった
「とにかくマウンドに上がったらゼロに抑えることしか考えていないので、それはどのピッチャーも一緒なので、それだけ考えてやっています」

―今季１１セーブ目。およそ１カ月ぶりにセーブが付いた

「やっぱり最後ですし、責任はあると思うので、なんとかチームはいい位置にいるので、（順位を）落とさないように全力で頑張っていきたいです」

―最後は辰己を１５４キロストレートで空振り三振。真っすぐの精度は上がってきたか
「最近、良くなってきているので、まだ先は長いので一試合一試合、頑張りたいです」

―九回のマウンドに上がる際に、ファンから大きな声援が送られた
「そうですね。本当ありがたいというか、いつも背中を押していただいているので、頑張り続けていきたいです」

―今後に向けて
「やるかやられるかの世界なので、抑えられなかったら１軍にはいられないですし、そこはもう常に紙一重だと思うので、シーズン最後まで貢献できるように頑張りたいです」