■パ・リーグ１０回戦　楽天６ー２日本ハム（６月２３日、エスコンフィールド北海道）

―（試合後、自ら口を開き）
「藤井くん、きのうの夜に映像を見て、照らし合わせながら打線を組んで、なんかしっくりきたんですよね、きょうの打線は。五回までに３、４点は取ってくれる想像で組んだんですけど、打てませんでしたね」

―先発した加藤貴の投球内容は
「高かったね、ボールが。全部、打たれた球は高かった。加藤くんらしくない。まあ打たれますよね、あそこで高いと」

―五回は相手打線につながれた。時折、連打される傾向がある
「打線が先に点を取ってくれたら、加藤くんもいいピッチングをしてくれる。先に取りたかったですね、点を」

―１番から右の大型打者を４人並べた。藤井対策か
「そうね」

―迫力がある
「そう思う。きょう、いけると思いましたけどね。よく言う、打てそうで打てない。それでズルズルいってしまうという」

―最後は粘って満塁にして、一発出れば同点という状況まで持ち込んだが

「いや、そんな一発に期待しないでください。つないでつないでの方が面白かったですよ」

―福田光が前日に続いて２安打
「いい活躍をしましたよね。１軍に合っているんじゃないですか。探そう（笑）。気合が入っていると思うしね、２軍の選手も。こういうことがあるんだということで」

―八回にイニング途中でバッテリーを交代。意図は
「あれだけストライクが入らなかったら、リードしづらいでしょ、田宮くんも。あとは進藤くんに経験を。１本打たせたかったというところで代えました」

―矢沢が不安定だった
「もう、先頭のフォアボールが本当に多いピッチャーなので。あれを直してくれないと、使いづらいですよね。（次カードは県営）大宮球場か、２つ目。前回は雨でしたか？　見に来てくれるファンの皆さんにいい試合ができるように盛り上げられたら」

―次カードに合わせて選手の入れ替えは
「矢沢くん。ちょっとファームの方でストライクが入るようにしてもらいます」

【一問一答：福田光輝　緊急昇格から連日マルチ安打　守備でも好プレー連発】