ファイターズ
《ハム番24時》6月24日
夏が近づくと毎年、この話題が浮上する。あす25日に行われる西武戦の舞台・ベルーナドームの〝暑すぎる問題〟だ。熱気と湿気がこもる同球場は一部ファンから「サウナ」と呼ばれており、記者も立っているだけで汗が噴き出る経験を、数え切れないほど重ねてきた。
道産子には過酷な取材現場だが、谷元打撃投手は異を唱える。「断トツはナゴヤ球場。来たことあるやろ? あれはヤバい。リリーフが待機する場所は屋根がないから、日差しもエグい」と一つ一つの言葉に実感を込め、中日時代の記憶をよみがえらせた。
「マウンドで熱中症になったこともあるよ。頭が痛くて、痛くて。その日は投げている間の記憶が全くなかったもんね。(異常な暑さを)山本拓実にも聞いてみてよ!」。タフなアスリートでさえ音を上げる環境、恐るべし…。
猛暑が予想されるこの夏に、どう立ち向かうべきか。出張時の悩みが増える季節は、待ったなしでやって来る。