札幌DF岡村大八 オリヴェイラ封じでFC東京撃破だ!
■6月24日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
巻き返しを図る後半戦初戦 中2日で敵地へ
北海道コンサドーレ札幌は26日のアウェーFC東京戦(味スタ)に向け、チームミーティングの後、練習を行った。
23日の横浜M戦に先発出場した選手は、中2日の過密日程を考慮し、リカバリーなどで軽めに調整した。DF岡村大八(27)は、前回の対戦で決勝点を決められたFWディエゴ・オリヴェイラ(34)にロックオン。連敗をストップさせ、後半戦白星発進することを誓った。
残るリーグ戦19試合へ心機一転 「まだ半分ある」
岡村が、後半戦へ向けて気勢を上げた。
「勝ちが圧倒的に少ない。負け試合をいかに引き分けに持ってくるか、引き分けの試合をいかに勝ちに持ってくるかが、後半戦はほんとに大事になってくる。僕はまだ半分あると思ってる。シーズンが終わったタイミングで、最後みんなで『まずは(J1)残留できて良かった』と言えるような後半戦にしていかなきゃいけない。実際それができる環境がある。これから上に離されないように、少しでも食らい付いて連勝を重ねていけば、おのずと順位は入れ替わる。ほんとに諦めることなく、一試合一試合、大事に、勝つためにやっていかなきゃいけない」と力を込めた。
今季ここまでリーグワースト2位の16得点
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前日の横浜M戦は内容では引けを取らなかったが、MF駒井善成(32)が与えたPKを決められ0-1に終わった。
「失点のところに関しては、僕もディフェンスの選手ですし、ちょっと言い方は悪いですけど、不運。不運という形で終わらせちゃいけないとは思いますけど、ああいった形での失点は、正直ちょっと仕方ないかな。VARが増えてきた今季、ディフェンスの選手が徹底して手を後ろに組む機会が多くなってきてました。中盤の選手へは指示してた部分もありますし、難しかった部分もあります。ただ、それ以上に無得点で終わってしまったっていうところが、一番の問題。チャンスもつくれていた中で無得点というのは、やっぱり攻撃的チームを語る上で、あってはならないと思いますし、攻撃力も今季はリーグ戦で18位とか19位ぐらいの下位に低迷してる。まだまだ課題」
狙うは前回の雪辱 昨季はアウェーでFC東京に勝利
反攻の夏へ。まずは前回5月6日にホームで敗れたFC東京を踏み台にする。試合は1-1で迎えた20分、オリヴェイラに決勝ゴールを許した。
その試合、岡村は左脇腹の負傷から復帰後初のベンチ入りを果たしたが、出番はなかった。「アウェーでのFC東京戦は(昨年)3-1で勝った思い出もあるので、悪いイメージでもない。たぶんディエゴ・オリヴェイラとマッチアップすることになりますけど、すごい上手で強い選手ですけど、僕のタイトな守備で、きつく、強く与えていけば、やれない相手ではない」
得点源をシャットアウトだ!
相手の中心選手を自由にさせず、札幌のペースに持ち込む。