日本ハムの金村尚真投手（２３）が２５日、ベルーナドームで行われる西武戦に先発する。前回登板から中９日。リリーフから配置転換となった５月上旬以降、好投しながらも勝ち星に恵まれていない。走者を背負った場面での一発を警戒しながら、ゲームメークする。また、負傷離脱した親しい同級生の水野達稀内野手（２３）へのエールも口にした。報道陣の取材に応じた一問一答は以下の通り。

―交流戦明けの初先発。気持ちの変化は
「交流戦もあまり何も変えていなかったので、とりあえず、まずは自分のピッチングをしっかりやって。勝っていないので、しっかり勝てるように頑張ります」

―好投が報われていない。早く白星が欲しいところ
「そうですね。最初はちょっと焦っていたんですけど、いいピッチングをすれば、おのずと勝利というものが見えてくるので。あまりそこにこだわり過ぎないように、しっかり自分のピッチングをしてゲームをつくれるようにやっていこうと思います」

―一発に泣く展開が多くなっている
「そこはやっぱり、ホームランバッターと対戦する時は注意しないといけない。注意はしながらも、ソロホームランはいいと建山さんにも言われていますし、前回の試合みたいにツーランは（避けたい）。ランナーを背負ってのピッチングを意識してやっていければ」

―前回の巨人戦は九回に被弾して勝ち越された。引きずらなかったか

「あそこがまだまだだなというのは思いますし、ここからいい成長につなげられたら。しっかり次に生かせるように、という考えがあったので、引きずるというより、次は絶対に抑えようと」

―夏の埼玉は暑いが、得意か
「得意だったんですけど、去年、鎌ケ谷に帰って暑すぎて、ちょっとバテちゃったので。そこはいろいろ工夫してやっていければと思います」

―以前はそれほど暑さが気にならなかったか
「出身が沖縄なので、日差しの強さだったりは慣れていたんですけど、ちょっと北海道に来て、ぬるま湯に漬かってしまったので（笑）」

―同級生の水野が負傷離脱。親しい間柄だが、どんな思いがあるか
「僕も去年、けがをして、本当に悔しい思いをしましたし、水野も本当にめちゃくちゃ悔しいと思う。でもお互いにしっかり頑張って。頑張っている同級生を見て、僕も練習を頑張れた。そういった存在になれたらと思いますし、水野が帰ってくるまで、僕もしっかり１軍で活躍できるように、水野の分も頑張りたいと思います」