ファイターズ
《ハム番24時》6月25日
剛腕がリベンジに燃えている。斎藤が1カ月ぶりに1軍へと戻ってきた。前回は4月30日に昇格し、翌5月1日の西武戦で日本ハムデビューを果たした。しかし、1-1の九回に登板した斎藤は2死二塁から若林にサヨナラ2ランを浴び、負け投手となった。その後は4試合に登板し、1勝1ホールドを記録したが、同月18日のロッテ戦で1回1失点を喫し、翌19日に出場選手登録を抹消された。
戻ってきた舞台は奇しくも前回と同じベルーナドーム。斎藤は「特別な思いです」と闘志を燃やした。ファームでは直球をストライクゾーンに投げ切ることと、決め球であるフォークの精度向上に努めた。前回は久しぶりの1軍ということもあり「抑えたいという気持ちが高ぶっていて、フォームが崩れたりした」と反省の弁。「しっかり投げるべきフォームで投げられれば投げ切れる。高ぶりはするんですけど、そこもコントロールしながら」と斎藤。
1軍で結果を残せなかったことは、長男も悔しがっていたという。斎藤は「学校に行くときに『パパ頑張ってくるね』と言ったので大丈夫です!」と頼もしい。「しっかり打者と対戦して勝っていきます」。今度こそ、1軍の舞台で輝くパパの姿を見せる。