■パ・リーグ８回戦　日本ハム０－１西武（６月２５日、ベルーナドーム）

　日本ハムの金村尚真投手（２３）が２５日、ベルーナドームで行われた西武戦に先発し、７回１失点の好投報われず、４敗目を喫した。中継ぎから配置転換され、５月上旬からローテーション入りしているが、打線の援護に恵まれていない。試合後は先制点を与えた一回の投球を反省し、次回の雪辱を期した。取材に応じた一問一答は以下の通り。

―粘りの投球だったが、振り返って
「やっぱり初回の入り。０点と１点では全然違うと思います。あそこをゼロで抑えたかった、というのはもちろんあるんですけど、１点取られて、これ以上失点しないでおこう、という気持ちになれました。どっちにも取れますが、結果論ですけど、やっぱりゼロで抑えたかった。次につなげられるように、初回の入りをもっと意識して。しっかり次は勝ちにつなげられるピッチングができれば」

―気温が高かった。暑さの影響は
「ずっと北海道にいたし、やっぱりベルーナが一番暑いと思うんですけど。（ベルーナで）先発もしたことがなかったので、最初はすごく汗も出たし、暑かったんですけど、徐々に慣れてきたというか。本当に次につながるのでは、と思います」

―着替えを多めにするなど、暑さ対策が必要だったか

「水分補給はしっかり。水だけじゃなくて、サプリとか、そういうものはしっかり。トレーナーからも採ってと言われていたので。自分ではバテていなかったな、と思います」

―二回以降はランナーを背負いながらも抑えられた
「そうですね。粘りのピッチングができたというのは今後にすごく生きると思うし、ノーアウト三塁のピンチもありましたけど、落ち着いて投げることができたので。あとはもう本当に、継続していくしかないと思います」

―コンディション、状態はどうだったか
「フォアボールも三つ出したし、いつもの感じではないな、というのはあるんですけど、先発をやっていく以上、こういう日ももちろんあると思います。こういう日にどうやって抑えるかが、本当に大切になってくる。調子が悪いから点数を取られた、では話にならないと思うので、工夫しながらやっていければ」