大学・社会人野球
2024/06/29 07:00

東海大札幌高を卒業した桑谷呼太郎前主将がメジャー入り目指して米ロサンゼルスの大学へ

将来メジャーリーガーになる夢をかなえるために今秋からアメリカの大学に進学する桑谷(本人提供)

クラブ野球選手権終了後に渡米

 全日本クラブ野球選手権北海道地区大会が6月29日から栗山町営ほかで開幕する。今大会から帯広俱楽部に加入した桑谷呼太郎内野手(18)は3月に東海大札幌高を卒業。9月からアメリカ・カリフォルニア州の2年制大学であるカレッジ・オブ・ザ・キャニオンズに進学することが決まった。将来は「メジャーリーガーになりたい」と、今大会終了後の8月には大きな夢に向かって海を渡る。

NPBよりも上のレベルでお金も

 まずは父・伸一さん(48)も投手として活躍した出身地の社会人野球チームでデビューする。その後のアメリカ挑戦については、「やっぱり野球が大好きなんで。日本のNPBよりもさらにレベルの高いところで野球をやってみたいって思ったのと、お金ですね。昔からお金持ちになりたいっていう夢を持ってて。自分の好きなものを職業にしたいと思って。まだ夢見てます」と熱っぽく語った。

同じ所属の元ソフトバンク古谷へ

 今季から所属した帯広俱楽部には元ソフトバンクの古谷優人投手(25)が所属。渡米する前には「もちろん。全て聞きたいと思ってます」と質問攻めにするつもりだ。

アメリカの大学に進学するため、英語の勉強に励む桑谷(本人提供)

 

1学年上には阪神入団の門別啓人

 東海大札幌高では1年秋から内野手としてベンチ入り。1学年先輩には、阪神の門別啓人投手(19)がプレーしていた。門別が高校野球を引退した後の2年秋から主将を務め、その秋の全道大会には出場したが、3年の春と夏は2季連続で支部予選敗退を喫していた。

父親と指揮官から渡米のススメ 「アメリカとか行けばいいべや」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい