ファイターズ
2024/06/28 23:40

伏見寅威 1軍昇格即マルチもチームは3連敗 苦境脱出へ「束になって」

二回2死一塁、中前打を放った伏見(中央)=撮影・松本奈央

■パ・リーグ8回戦 ソフトバンク5-1日本ハム(6月28日、エスコンフィールド北海道)

〝さちとら〟復活も勝利はお預け 打撃状態は良好

 昇格即マルチ! 日本ハムの伏見寅威捕手(34)が1軍に昇格し即、「8番・捕手」で先発出場。山崎福也投手(31)との〝さちとら〟バッテリーを組んだが、5回5失点(自責4)と勝利に導くことはできなかった。

 それでも打撃では二塁打を含む2安打と、状態を上げて1軍に戻ってきた。夏場の反攻へ、経験豊富な背番号23がチームを押し上げる。

試合後は猛省 山崎の5失点に「僕が反省すべきところ」

 久しぶりの1軍だったが、試合後は悔しさがにじんでいた。コンビを組んだ先発の山崎は二回に近藤の本塁打で先制を許すと、続く三回には先頭に四球を与え、さらに守備の乱れも絡んで2失点。五回にも2点を失った。

 伏見は「ちょっとボール先行だったりしちゃったところは福也らしくないと思いましたけど、一つ一つ真っすぐのキレとか、変化球のキレとかでいうと、きょうはある程度やってくれるだろうなっていう感じがありました」と手応えはあったが、自滅のような形となってしまった。近藤の一発についても「ある程度、僕が要求したところに投げてくれているんで、僕が反省すべきところ」と唇をかんだ。

三回、無死満塁となり、山崎(右)に声をかける伏見

 

無駄にしなかった2軍生活

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