《SHINJOの信条》今は貯金1。ロッテとの開幕戦で1勝して、ここからという気持ちで
■パ・リーグ9回戦 ソフトバンク7-1日本ハム(6月29日、エスコンフィールド北海道)
ー前日に続いて守備が乱れてしまった
「(28日の二遊間は)水野くんがけがして、このチャンスをどう生かしてくれるか期待を込めてね。1個目のダブルプレーはいいとして、その次にもっと思い切って『取り返すんだ』っていう気持ちでやってほしかったところで、大事にいき過ぎてトスが浮いてしまった。ちょっと寂しかったというか…。でもミスしっぱなしじゃ、モヤモヤが取れない。一回守らせることで、また変わってくると思う。しかし、大津くんの真っすぐと変化球の腕の振り。変化球の方が腕を振ってるような感じがしますね。ああいう投手に対して八木コーチも選手に(対策を)伝えていると思うんですけど、やっぱり追い込まれるまでは勇気を持って、遅いボールの変化球か真っすぐを張っていかないと、なかなか打てない。それにやられましたね」
ー近藤は手がつけられない状態
「タイミングの取り方もバットの軌道もね。アウトコースは逆方向にしっかり打てるし、最後のホームランなんかはピタッと一回止まって(打ち返している)。でも、これでずっといくわけではないと思います」
ー伊藤の投球内容は
「ランナーがたまってからの向こうの集中力にやられました。しかし打ちますね。新しい子が出てきて結果を出す。うちも前半はそういう形で、出た選手が活躍してくれて、良い形で勝ってたけど、今はちょっと打てなかったら伝染するチームというか…。それが続くと、勝ちにつながらない。待ってばかりではいけないけど、誰かが(起爆剤に)ね。グラウンドでプレーするのは選手なので。そういう時は選手同士がみんなで話し合って攻略法をつかみにいかないと。今は貯金1。開幕(笑)? ロッテとの開幕戦で1勝して、ここからという気持ちで。まだ下を向かずに。負けは続かないと信じているので」
【一問一答:伊藤大海 今季ワースト7失点 対近藤の奥の手も通用せず、悔しい被弾】
ー昨年と比べれば、この時期に貯金があるのは好材料