【一問一答】伊藤大海 今季ワースト7失点 対近藤の奥の手も通用せず、悔しい被弾
■パ・リーグ9回戦 ソフトバンク7ー1日本ハム(6月29日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの伊藤大海投手(26)が29日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦に先発し、今季ワーストの6回7失点(自責4)で2敗目を喫した。連敗ストップの使命を背負い、腕を振ったが、近藤健介外野手(30)に3ランを浴びるなど、要所で痛打された。試合後の一問一答は以下の通り。
―悔しい結果に。内容を振り返って
「反省すべきところはフォアボールからの失点。きょうの投球に関しては、先制点を与えてしまったことが全て。ボールはそんなに悪くなかったので。良い流れを持ってこられなかったのが、もったいなかったと思います」
―不運な打球、味方の失策もあった
「あそこをカバーしてあげられなかったのが、きょう一番、悔しいです。選手が疲れてきたところで、なんとか踏ん張らないといけない。先発投手がしっかりしないといけないと思うので、もう一回、気を引き締めて、良い準備をして次の登板に向かえたらと思います」
―近藤にうまく打たれた
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「打たれましたけど、近藤さんとの対戦は楽しかったです。今年、ずっと取っておいたフロントドアのツーシームを3打席目に投げた直後に、スライダーをホームランにされた。ちょっと詰めが甘かったかなと思います」
―厳しく攻めていた。近藤自身、2度と打てないホームランだと
「普通、あそこのコースはファウルになると思う。1球見せた後なので。前の打席も含めてノリノリにさせてしまったので、もったいなかったなと思います」
―スライダー自体は狙ったコースに投げられていた
「低めより高めに。スイーパー気味のイメージだった。(田宮)裕涼も一発でサインを出して合致していた。対近藤健介になると、そんなに甘くなかったということですね」
―調子は悪くなかった
「三振も取れていましたし、要所要所で抜け球や次につながらないボールがあって、その後に打たれた、というのは正直ある。正木選手もそうですけど、早く仕掛けられて、入りもより慎重になった。慎重に入った中で、どうやってストライクを取るか。ストライクゾーンで取ることが全てではないので、ストライクの取り方をもう一回、詰めていきたいと思います」