松本剛 鎌ケ谷で打ち込み敢行 コンディション次第では30日の2軍戦で実戦復帰も
順調な回復ぶり 26日の登録抹消からわずか3日
胃腸炎のため26日に1軍出場選手登録を外れた日本ハムの松本剛外野手(30)が29日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で打ち込みを敢行した。順調に回復しており、早ければ30日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(鎌ケ谷)で実戦復帰する可能性が出てきた。
試合前練習で、室内で 黙々とバットを振る選手会長
「一番、僕が長くいたところなので」。入団から長い下積み生活を送った鎌ケ谷で、背番号7は精力的にバットを振っていた。試合前練習でフリー打撃を行い、室内練習場でも2時間近く動いた。
2軍生活を無駄にはしない 佐藤2軍コーチとマンツーマンも
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佐藤友亮2軍打撃コーチのマンツーマン指導を受け、「いいアドバイスくれるし、分かりやすいので。いいヒントをもらいながらできている」。データの計測も行い、「自分と向き合う時間を長く取って、せっかくこういう時間をもらっているので」と大量の汗を拭った。
主力バッターに慢心なし 「試合でしっかり見せないと」
新庄監督は「10日間だけ行かせて、また戻そうかな」と話している。体調が万全となり、実戦復帰のメドも立ったが、「試合でしっかり状態が上がったところを見せないといけないのは分かっている」と表情を引き締める。
自身もチームも踏ん張りどころ
1軍は引き分けを挟んで4連敗を喫し、苦戦を強いられてる。チームをまとめる選手会長として、責任を感じている。
「だいぶ苦しいでしょうね。僕がその場にいられないのも悔しいですし。苦しい選手が多いと思うので、踏ん張りどころだなと思います。個人的にもですけど」と言葉に力を込めた。
目指すは最短昇格 7月6日のオリックス戦に照準
最短での1軍再昇格は、7月6日のオリックス戦(ほっともっと神戸)。本来の調子を取り戻し、苦しむチームの起爆剤になる。