コンサドーレ
2024/06/29 22:30

リーグ戦7連敗の札幌で新加入DF大﨑玲央が初出場「課題が見えた」

後半、札幌デビューしたDF大﨑(右)=撮影・桜田史宏

■J1第21節 札幌0-1新潟(6月29日、札幌ドーム)

4試合連続完封負けは22年ぶり

 ホームに新潟を迎えた北海道コンサドーレ札幌だったが、後半7分にカウンターから喫した1失点が最後まで響き、3試合連続となる0-1での敗戦。J1でのリーグ戦7連敗は2012年以来12年ぶり、4試合連続完封負けは02年以来22年ぶりと、いずれもJ2に降格した年に記録した不名誉な数字に肩を並べてしまった。新加入で札幌デビューを果たしたDF大﨑玲央(32)の存在を起爆剤に、奮闘を見せたいところだ。

後半26分、新潟FW小野(左)のゴールを阻止したDF大﨑

 

後半25分出場でいきなり見せ場

 1点を追う後半25分にピッチインした大﨑は、投入直後の同26分にいきなりチームをピンチから救うプレーを見せた。ペナルティーエリア内でパスを受けて前を向いた新潟FW小野裕二(31)に体を寄せて対応。ぶつかり合いでバランスを崩した上に、GK菅野孝憲(40)が前に出てコースを消したこともあって、小野が放ったシュートは右ポストに直撃して事なきを得た。「あれはスゲさん(菅野)がうまく出てきてくれて助かったシーン」と菅野をたたえるが、大﨑の対応のうまさも光り、札幌デビューから早々に守備能力の高さをアピールした格好だ。

「もう少しボールを握って、パスのテンポとか…」

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