ファイターズ
【イースタン・リーグ13回戦】ヤクルト9-8日本ハム(6月30日、鎌ケ谷スタジアム)
6本塁打で8得点も逆転負け 先発の根本が3回完全
日本ハム2軍は本拠地の鎌ケ谷でヤクルトと対戦。一時6―0と大量リードしたが、8―9で逆転負けした。
打線はすべて本塁打で得点を重ねた。まずは二回、石井一成内野手(30)が先制の1号2ランを叩き込んだ。四回には野村佑希内野手(24)の7号ソロと石井の2号2ランで3点を加えた。五回には再び野村が8号ソロを左翼芝生席に運んだ。6―7で迎えた八回には有薗直輝内野手(21)と梅林優貴捕手(26)のソロ本塁打で試合をひっくり返した。
投手陣は明暗が分かれた。先発の根本悠楓投手(21)は打たせて取って3回をパーフェクトと付け入る隙を与えなかった。2番手の山本晃大投手(25)と3番手の北浦竜次投手(24)も1回無失点とつないだ。ところが、4番手の鈴木健矢投手(26)が2回を投げて4安打4失点。5番手で八回のマウンドに上がった堀瑞輝投手(26)は1アウトしか奪えず、2安打2四球で3点を奪われた。1死三塁でリリーフ登板した松浦慶斗投手(20)は追加点を与えなかった。8―7の九回、田中瑛斗投手(24)が3安打2失点と打ち込まれ、逆転された。