ファイターズ
【プレーバック・写真入り】パ・リーグ10回戦 ソフトバンク10ー3日本ハム(6月30日、エスコンフィールド北海道)
5連敗でついに貯金0 ソフトバンクとのゲーム差は「14」
日本ハムは本拠地のエスコンフィールド北海道でソフトバンクと対戦し、3―10で完敗。今季ワーストの17安打を食らい、今季2度目の同一カード3連敗を喫した。これで引き分けを挟んで5連敗、ついに貯金がなくなった。首位を独走するソフトバンクとのゲーム差は「14」に広がった。
先発登板した加藤貴之投手(32)は六回途中2失点と試合をつくったが、援護に恵まれなかった。四回、先頭の栗原に右中間スタンドに運ばれて先制点を献上。六回には1死から長短2連打で1点を失った。その後、四球などで2死一、二塁としたところで降板した。このピンチに登板したベテラン左腕の宮西尚生投手(39)は川瀬を見逃し三振に切って取った。
大勢が決したのは八回。4番手登板の杉浦稔大投手(32)がつかまった。先頭の山川を四球で歩かせると、続く5番の近藤に適時二塁打を許した。その後、ヒットと四球で無死満塁とされ、マウンドを降りた。継投した山本拓実投手(24)も強力打線を抑えられず、3安打を浴びて4点を奪われた。
打線は再三のチャンスで決定打を欠き、八回まで無得点に抑え込まれた。0―10の九回、フランミル・レイエス外野手(28)の4号2ランと万波中正外野手(24)の左犠飛で3点を奪取したが、焼け石に水だった。
試合詳細はコチラ
■先発し、六回途中2失点で6敗目(3勝)を喫した加藤貴
「流れを引き寄せられないままマウンドを降りてしまい、チームに申し訳ないです。相手もいい投手ですし、辛抱強く投げ切りたいと思っていましたが、悔しいです」
(全6カット)