将来はスーパーカーに乗る！　今季２７試合に出場し、打率・２２５、１本塁打、９盗塁の成績を残したドラ２の五十幡は５０万円増の１１５０万円でサインした。左太もも裏の肉離れなど、３度の故障に見舞われた１年だったが、「自分の力をしっかり出せれば、１軍でも通用する」と収穫を得た。
　西川や大田が自由契約となり、現時点で去就は不透明だが、来季は大きなチャンスが到来しそうだ。「１シーズンを１軍で過ごす。そして、チームのリードオフマンになれるように。新庄監督にも『すごく期待しているぞ』っていう言葉を掛けてもらいましたし、それにしっかり応えたい」と意気込んだ。
　来季の目標を「盗塁王」に設定し、「６０盗塁以上はしたい」と言い切った。レギュラーを奪い、タイトルに輝くことができれば、その後の年俸が大幅にアップすることは間違いない。「ランボルギーニ、フェラーリ、速い車に興味がある」と、韋駄天（いだてん）ならではのスーパーカー購入を夢見ている。
　一流プレーヤーとなるためにも、新リードオフマンとして、ビッグボス野球を先導する。
（十島功）

■宮田は３０万円アップでサイン

　３０万円アップの年俸５５０万円で契約更改した。今季支配下選手を勝ち取り、１軍デビューを果たした。「今年やってみて、通用するところと、もっとやらないといけないところは見えてきてる」。９月２日のオリックス戦では持ち前の快足でプロ初盗塁をマーク。「来年一年間、しっかり１軍で試合に出続けることを目標に、代走だけで終わらず、レギュラーを目指してやっていきたい」と力を込めた。（札幌）