【一問一答】松本剛 2軍戦で実戦復帰 最短での1軍再昇格へ視界良好「いい空気を持って戻りたい」
■イースタン・リーグ13回戦 ヤクルト9ー8日本ハム(6月30日、鎌ケ谷スタジアム)
胃腸炎のため26日に1軍出場選手登録を外れた日本ハムの松本剛外野手(30)が30日、イースタン・リーグのヤクルト戦(鎌ケ谷)で実戦復帰した。「2番・DH」で先発出場し、一回の第1打席は左飛、三回は右飛と2打席を終えて途中交代した。最短での1軍再昇格に向けて、順調な回復ぶりをアピールした。一問一答は以下の通り。
―復帰戦を振り返って
「2打席とも結構、自分のイメージに近い形で打てたので、内容は良かったかなと思います」
―練習再開から4日で実戦復帰。体調はどうか
「体は大丈夫なので、早く(1軍)戻りたいですね」
ーこの期間で打撃の状態を上げたいと話していた
「だいぶ良くなっている感じはありますし、そんな中で試合でもしっくり来たので、いいかなと思います。自分のバッティングの特長というか、幹となる部分がちょっとぶれていたので見つめ直して、そこを意識してやっている感じです」
―幹となるのは
「右足ですかね。僕の場合は。右足の使い方というか、そこがずれていたというか、ぶれていた部分があったので、そこさえしっかりしっくり来れば、いけるかなという感じはあるので、手応えとしてはいいかなと思います」
―こういう期間だからこそ、修正できる
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「そうですね。本当はそんなことしていたらいけないですけど、抹消になってしまったからには、しっかり10日間、自分と向き合って、その中で結果を残さないといけないと思う。ただ、感じ的には内容もいいです」
―2軍本拠地・鎌ケ谷での試合出場は久しぶりだった
「鎌ケ谷で練習するのが一番しっくりくる(笑)。一番、練習している時間が長いし、ここの室内(練習場)にはたくさん世話になっているので」
―打撃マシンを打っていると、若手の頃を思い出す
「やっぱりここ(鎌ケ谷)があっての僕なので、1軍に出ている選手の中でも、ここの生活が長い選手だと思う。久々に来ると、やっぱり練習しようとなりますね」
―試合では伊江島自主トレ組の石井、野村がともに2発を放った
「ピン(石井)もジェイ(野村)もファームでめちゃめちゃ打っているし、後半は伊江島組で巻き返しを図れればいいなと思います。2人とも状態が良さそうだし、いつ呼ばれてもいい準備はみんなできている。僕も含めて、いつ呼ばれてもいい準備はしておきたいです」
―2人と話す機会もあった
「ジェイもピンも話しましたね。2人とも状態良さそうだし、打っている感じも見ていて。ファームにいて、もちろん悔しいと思うけれど、しっかりもう一回、自分を磨いて、誰にも文句言われないくらい打たないと。僕もそういうふうに思っていますし、『コイツをスタメンに使わないわけにはいかない』というくらい打たないとスタメンでは出られない」
―自身も一から1軍でスタメンをつかみにいく気持ち
「もちろんもちろん。全然、余裕ないし、いい選手いっぱいいるので。結果を求めないといけないし、上にいったら結果にこだわってやっていきたいです」
―最短での1軍再昇格は7月6日のオリックス戦。新庄監督は「10日間だけ行かせて、また戻そうかな」と話していた
「もちろんそのつもりで動いていますし、残りの試合もしっかり打って、早く戻りたいです」
―チームは5連敗と苦しんでいる
「やっぱり1軍の試合もちょくちょく気になって見ているけれど…。いい空気を持って戻りたいですね。今は確実にどんよりしていると思うので、新しい空気を」