ファイターズ
2024/06/30 19:40

河野竜生 2年連続30試合登板に到達 準備の省エネ化を実践「10球あれば肩はできる」

七回に3番手で登板した河野は上位打線を3人斬り=撮影・松本奈央

■パ・リーグ10回戦 ソフトバンク10ー3日本ハム(6月30日、エスコンフィールド北海道)

3番手登板で1回をパーフェクト

 日本ハムの河野竜生投手(26)が30日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦に3番手で登板。七回からマウンドへ上がり、1番から始まる好打順を3者凡退に封じ込めた。

失点が許されないシーンでマウンドへ 11球でシャットアウト

 最終的には一方的なゲーム展開になったが、登板時点での点差はわずか2点。首脳陣はゲームの流れを引き戻すため、勝ちパターンの左腕をマウンドへ送り出した。

 わずか11球で強力打線を料理し、期待に応えた河野は「点差は本当に関係ない。きょうみたいな展開で行くからこそ、できることもある。毎試合どんな展開、場面でも貴重な1試合には変わりない」と涼しい顔で好投を振り返った。

ここまでチームトップタイの30試合登板

 節目の数字を軽々とクリアした。この日で2年連続となる30試合登板に到達。田中正義、マーフィーに並ぶチームトップの登板数に「数字だけなら良く見えるけど、苦しんだ時期もあった。その中で起用してくれた監督、コーチに感謝したいです」と謙虚な言葉を並べた。

経験値を上げたプロ4年目の昨シーズン

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