高校野球
札幌第一の2年生右腕・半田悠がエースに返り咲き プロ注目投手との激戦制す【南大会札幌】
■全国高校野球選手権南北海道大会札幌支部(6月30日、札幌円山ほか)
▽Cブロック代表決定戦 札幌第一6-4北星大付
2年生エース・半田悠投手が4失点と苦しみながらも、北星大付の反撃を振り切り、昨秋の支部代表決定戦以来となる9回完投。秋はエースナンバーを背負うも、春はコンディション不良などもあり19番だったが、今大会は背番号1に返り咲き、2年連続29度目の南北海道大会進出を決めた。
九回2点差1死満塁 併殺で切り抜けた
3点差で迎えた九回。1点返され、なお1死満塁のピンチだったが、最後は二直併殺でゲームセット。「最後は野手がしっかり守ってくれて、最少失点で済んだ」と、体を2つに折って地面を向いて喜びをかみしめた。
2年前の夏、中学硬式の札幌新琴似シニアで日本選手権とジャイアンツカップの全国4強入りに貢献。昨春、期待の新人として1年春からメンバー入り。秋には1番を背負って支部大会3試合連続完投。全道でも2試合とも登板した。