札幌出身・政田夢乃が地元デビュー戦で初V狙う【ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ】
初代女王の小祝ら道勢11人出場
女子プロゴルフの北海道シリーズ開幕戦「ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ」が、7月4日から札幌・真駒内カントリークラブ空沼コース(6667ヤード、パー72)で開幕する。北海道勢は昨年、記念すべき第1回大会を制して、今季すでに2勝を挙げている、北広島市出身の小祝さくら(26、ニトリ)を筆頭に、アマチュア1人を含め11人。札幌市出身の政田夢乃(23、なないろ生命)は、昨年11月のプロテスト合格後、初の地元トーナメント出場となる。
ツアー5戦目「まずはしっかり予選通過を」
2019年のプロテスト初受験から足かけ5年。アマチュア時代にも道内のプロトーナメントに出場したことはあるが、プロとしては初めての地元凱旋試合だ。「親戚や家族も多分、全員来れそう。高校の友達も来てくれると言っているので、ほんとに嬉しい。そういう機会はあまりないので、皆さんに少しでも上位で戦ってる姿を見せたい。まずはしっかり予選通過して(8位に入った)リゾートトラストレディスの時みたいにトップ10や優勝を目指していきたい」。ツアー5戦目での初Vを視野に入れる。
リゾートトラストレディスでチャンスつかんだ
少ないチャンスをものにした。プロテスト合格後に行われた今季の出場優先順位を決めるクオリファイトーナメント(QT)では147位と前半戦の出場権を逃し、3月の開幕当初は下部ツアーが主戦場だった。ところが主催者推薦で5月下旬のリゾートトラストレディスでレギュラーツアーデビュー。8位タイに入ってポイントを稼ぎ、中盤戦12試合の出場権を確実にした。当初は今大会を含めて北海道3試合には、主催者推薦での出場が濃厚だったが、堂々の自力出場を引き寄せた。「前半の試合に出られると思ってなかったので、想像してなかった中盤戦になって嬉しい。終盤戦も出たいので、中盤戦も頑張りたい」。生まれ故郷で好成績を残して、さらに飛躍のきっけにする。