コンサドーレ
2024/07/02 19:05

前節リーグ戦デビューの札幌DF岡田大和がさらなる成長へ意欲「チーム状況を少しでも良くする力に」

6日のアウェー鹿島戦に向けて調整するDF岡田=撮影・工藤友揮

■7月2日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 前日をオフに充てた北海道コンサドーレ札幌は練習を再開。6日のアウェー鹿島戦(カシマ)に向けて、パス練習や5対5のミニゲームなどで調整した。この日、MF宮澤裕樹(35)、MF浅野雄也(27)が全体練習に部分合流した。DF岡田大和(23)は、前節のホーム新潟戦(0●1)で待望のリーグ戦デビュー。ついに踏み出した一歩を足がかりに、チームの主力の座を目指す。

5度目のベンチ入りでついに出場機会が

 新潟戦前までの今季リーグ戦で4度ベンチ入りしたものの、岡田に出場機会は無かった。新潟戦は後半37分にDF中村桐耶(23)に代わりピッチに投入され、〝5度目の正直〟となるリーグ戦初出場を果たした。「ベンチに入っていたので呼ばれるチャンスはあったと思うんですけど、(これまでの試合で)呼ばれなかったのは、自分が力不足だったということ。チームが勝てていない中で、メンバーもあまり変わらなかったので、出してくれという思いはあったが、まずは自分に矢印を向けてやっていた。やっと出られた、という思いです」。この日の全体練習終了後にも、GK児玉潤(26)、DF家泉怜依(24)と共に、最後までピッチに残ってパス練習に時間を費やした。こうした地道な努力の積み重ねが、一つ実を結んだ。

6月29日、前節のホーム新潟戦でリーグ戦初出場を果たしたDF岡田

 

試合後に届いた祝福メッセージ

 試合後には家族や大学、高校の友人などからデビューを祝してメッセージが届いた。「大学の部活の同期とかは、自分が出ていないときもDAZNで見てくれていたので、『やっと出てきたな』って」。自分の活躍に期待してくれる人々の思いを改めて感じ、さらなる成長を遂げようとしている。

翌日の練習試合でよみがえったゴールの感触

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