【一問一答】先発金村が8度目の正直で勝ち投手 次は助けてくれた野手に恩返し
■パ・リーグ13回戦 ロッテ3-8日本ハム(7月2日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの金村尚真投手(23)が2日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦に先発し、6回3失点で今季2勝目を挙げた。5月に中継ぎから配置転換され、先発としては8度目の登板でようやく勝ち投手になった。試合後は不安定な内容を反省しながら、打線の援護、好守に感謝しきりだった。ヒーローインタビュー、取材に応じた一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―きょうつかんだ1勝。今の気持ちは
「なかなか勝てなくて、自分でも苦しみましたし、きょうも決して良いピッチングではなかったので、本当に野手のみなさんに感謝です」
―チームが5連敗中。ストップを託された
「死ぬ気で勝つつもりでいきましたし、連敗を止めるつもりでいきました」
―打線が頼もしかった
「そうですね。すごく頼もしいですし、守備でも郡司さん、(上川畑)大悟さんもたくさん声を掛けてくれるのでそこは感謝しています」
―ファンへ
「ちょっとチームの負け頭になっているので、しっかり勝ち頭になれるように勝利を積み重ねていくので応援よろしくお願いします」
【囲み取材】
―先発でようやく勝ち星がついた
「チームが苦しい状況にあったので、きょうは何としても勝ちたいという思いがすごく強かったです。僕が勝っていないというよりは、連敗を止めたいという思いで入った。決していいピッチングではなかったですけど、しっかり勝てたということが大事ですし、良かったです」
―味方の好守が多かった
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「きょうは野手に助けてもらったなと思う。大悟さんが何回もいいプレーをしてくれましたし、きよさん(清宮)も難しいバウンドを捕って。センターのいそさん(五十幡)が(頭上を越えそうな飛球を背走キャッチ)。それが全てヒットになっていたら3点で収まっていないと思いますし、野手のおかげで勝てたなと思うので、次はいいピッチングをして、野手を助けられるようにやっていきたい」
―一発で勝ちを逃す試合が多かった中で粘った
「きょうも一発は打たれているので(笑)。でもソロで良かったなと思います。たくさんピンチもありましたし、ノーアウト満塁もあった。ピッチングは粘り強かったと思いますし、良かったとも思いますけど、自分でフォアボールを出したりしてランナーをためているので、そこはもう一回見つめ直さないといけない。次回の登板までに直して次はもっといいピッチングができれば」
―良くなかった点を具体的に
「真っすぐで最近、押せていないなと思いますし、球速の割にはファウルを取れていない。変化球に頼ってしまって後半につかまる、ということが多いと感じています。もう一回、真っすぐを見つめ直して。そこが良くならないと、僕の軸だと思うので」
―白星が付いて次回につながる
「本当にちょっと安心しました。ここからどんどん続きそうだなという感覚もありますし。野手のみなさんに助けられたので。まず1勝できて、ここからがすごく大切だと思いますし、ここからまた、負けてしまったら意味がない。しっかり勝ち続けられるように、勝てるピッチングを目指してやっていきます」