【一問一答】4番抜擢の郡司裕也は「4番っぽい顔」で決勝2ラン 試合前にキャラづくり相談した人は…
■パ・リーグ13回戦 ロッテ3-8日本ハム(7月2日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの郡司裕也捕手(26)が2日、今季初めて4番で起用され、1点を追う四回に逆転の左越え7号2ランを放った。試合前にはオールスターのファン投票の結果が発表され、三塁手部門でうれしい初選出。連敗ストップが懸かった一戦では、キリッとした4番っぽい顔で仕事をきっちり果たした。ヒーローインタビューと試合後の一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―今日はどんな気持ちで試合に臨んだか
「まずオールスターに投票してくださったファンのみなさん、本当にありがとうございます。自分の中では今年からサードを始めたばかりで、僕がサードで出ていいのか葛藤もありますけど、みなさんに選んでもらって感謝です。ありがとうございます」
―四回はどんな思いで打席に入った
「ちょっとチームの雰囲気が良くない中で、これは誰かが雰囲気を変えないといけない。今日たまたま4番に座らせてもらったので、一発打ったろうと思って打席に入りました」
―打った瞬間、スタンドインを確信した
「確信ではなくて、ちょっと詰まりまして、パワーで持っていきました」
―4番で本塁打を含む4打数3安打3打点と活躍した
「今日は打てなくても4番っぽい顔をしておこうと試合に挑みましたので、打席に入るときはキリッとした顔で入っていました」
―今後に向けて、4番として一言
「うちのチーム的に明日も4番か保証できないんですけど、何番に入ってもチームに流れを持ってくるようなバッティングをしたいので、みなさんも応援よろしくお願いします」
【試合後の一問一答】
―4番っぽい顔とは
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「あれは冗談のような本当のような感じですけど、今日どっちで行こうかなと思ったんですけど。4番と言われて、4番目だから役割は変わらないで行こうかか、4番だからどっしりで行こうか。(打撃コーチの)八木さんに相談したんですけど、『もう今のチームではおまえが4番なんだから』と言っていただいたので、4番ということで行きました。4番目ではなく」
―本塁打の打席は、相手先発・メルセデスの甘い球を狙った
「内寄りの球を狙っていたんですけど、ちょっと真ん中に甘く入って。それを一発で仕留められて良かったです」
―一発をきっかけに打線がつながった
「連敗中は誰かがホームランとか打たないと流れは変わらないと思うので。誰かが打たないといけないなと思っていたんですけど、今日は4番だったので。行ったろうかなと思いました」
―普段より本塁打を狙っていた
「まあ、そんなに差はないですけど、ホームラン狙っていましたね。あの打席はとりあえず」
―4番の仕事を果たした
「あんま余計なことは言わないようにしたいですけど、今日は4番の仕事ができたかなと思います」
―バッティングの状態が良くなるきっかけはあったか
「きっかけというか、あまり特に変えていないので、調子は波があるので、今はたまたま良い波が来ている。何でかなっていうのを分析しながらやりたいなと思います」
―50周年限定ユニホームの着心地は
「スマートに見えるのでかっこいいですよね。縦じまはやっぱり。縦じまはあまり着たことがないので、かっこいいですよね」
―昨年、中日から移籍後初めて3安打をマークしたのも7月2日だった
「記念日…そうですね。夏に向けてやっぱり調子を上げていかないといけないので、いい季節になってきますからね。どういうことでしょうね(笑)」
―チームは連敗を脱出した
「自分自身もそうですし、みんなも調子を上げてもらって本当にいろいろ切り替えるにはちょうどいい日だったので。新ユニホームとか7月になったとか、貯金もなくなったとか、すべてきりが良かったので。監督も投稿していましたけど、第2章と、そういう感じでまた一から巻き返せればなと思います」