コンサドーレ
2024/07/03 20:20

鹿島戦でのチーム5試合ぶりゴールへ 札幌MF田中克幸「ボールを受けて、どれだけ違いが出せるか」

アウェー鹿島戦に向けて調整するMF田中克=撮影・工藤友揮

■7月3日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

得点力不足の打破に意気込む

 北海道コンサドーレ札幌は6日のアウェー鹿島戦(カシマ)に向け、11対11のミニゲームなどで調整した。現在リーグ戦7連敗中の札幌だが、特に直近の4試合ではゴールを挙げられておらず、深刻な得点力不足に陥っている。そんな苦しい状況を、持ち前の高い攻撃的センスで打破しようと意気込んでいるのが、大卒ルーキーのMF田中克幸(22)だ。

先月、プロ初のリーグ戦先発

 合計8試合もの公式戦が行われた6月、田中克は先発3試合を含む全試合に出場。同26日のアウェーFC東京戦(0●1)では、プロ入り後初めてリーグ戦のスターティングメンバーに名を連ねた。現在のコンディションについて「徐々に上がってきているかなとは思います。ルヴァン杯とか天皇杯で長い時間プレーすることで体も上がってきた」と実感する。

U-18との練習試合でゴールも

 前節のホーム新潟戦(0●1)では後半25分からの途中出場となったが、その翌日に行われた札幌U-18との練習試合では、ループ気味のミドルシュートを放って相手のゴールネットを揺らした。「高校生相手ですし、やって当たり前だと思っている。逆にもっとできた部分もあるので、そこを次に生かせていけたらいい」と、好調を維持したまま次戦を迎るつもりだ。

「力の差をすごく感じた。正直あのままだったら…」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい