《SHINJOの信条》言葉は教えませんけど、あしたのピッチングを見ておいてください
■パ・リーグ14回戦 ロッテ9ー6日本ハム(7月3日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後、自ら口を開き)
「細野くん、ブルペンで全くストライクが入ってなかったので『大丈夫か?』って。で、いざ試合になると、本番に強い。途中、怪しくなってきて、ちょっと(ブルペンに)準備してっていう話をしたけど、最終的には五回まで(投げてくれた)。レイエスが打ってくれたので、なんとか1勝を、と思ったら五回まで抑えてくれた。きょうは90何球でしたっけ?」
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ー93球
「(細野が勝利投手の権利を手にして)よしっと思って、いつも期待しているマーフィー。ストライクゾーン付近にいってくれたら、勢いがあるからバッターも手を出してくれるんですけど、あそこまで外れたら…。やっぱりノーアウトからの四球っていうのは点につながるので。良いボールを持っているので、もったいないですよね。あと(ザバラは)バントのケースでも打ったら野手に変わってもらわないといけない。1つアウトにする練習はしているんでしょうけど、慌ててミスにつながっている。なるべく多くバント処理の練習をしていくしかないですね」
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―投手陣に四球が多い。疲労の影響も
「でも、それが仕事で高い給料もらっているんですから。ストライクゾーン付近…、まあストライクに投げるのが一番なんですけど。その練習を毎日してるわけなので。本人次第というか、直してもらわないといけないですよね」
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―レイエスが満塁本塁打
「良くなりましたよね」
―右足の付け根を意識させていると話していた
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「ボールを長く見るためには、早くタイミングを取って、右足の付け根に(体重を)残しながら、ボールのラインを自分でつくって、ゆったりポイントを前にして打ってほしいっていう話をした。打席が少ない割には、もう5本もホームラン打っている。前に言ったように彼がポイントの一人になってくる。いい場面で打ってくれて、よっしゃーと思ったんですけどね」
―清宮を2打席で代えた
「清宮くんも、ちょっと前のレイエスのように左足に乗れず前に行って、ボール球に手を出す打ち方になっている。いい時は、もうちょっと早くタイミングを取って、じっくりボールを引き寄せて、引き寄せて、打ちにいく。それが今はできてない。あと、マルティネスの試合に出られないっていう(悔しい)気持ちが、打席に出るっていう期待を込めて。これは競争ですから」
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―三回終わりに審判と話をしていた
「ロジンをものすごく付けて落として、試合がスタートした時ぐらいに、ちょうど(本塁)ベース付近に(白い粉が)来るんですよね、風で。ちょっとそれで時間がかかるので。うちもそんな言えないんですけど(笑)」
―六回、郡司が邪飛を見失った
「フェンスも気になったんじゃないですか。(落下地点へ)早く行って、上を見たら、屋根が開いてない時のボールの軌道と違うところに来た。あそこのフライを捕る練習は、なかなかできないからね。捕ってほしいといえば、捕ってほしいけどね」
―あすは上原が久しぶりに先発
「期待してますよ。本人にも言ったんですけど、2軍だと打たれるよって。ちょうど球のスピードとかで。1軍だったら打たれないから大丈夫だって。たぶんね、加藤(貴)くんもファームに行ったら打たれると思う。で、1軍の選手になると打たれない。そういうふうに僕は思います。本当に今シーズン一番大事な登板って気持ちで、気合を入れて投げてくれると思う。期待してます」
―上原は監督からの言葉が心に響いたと話していた
「その言葉は言えない(笑)。教えませんけど、あしたのピッチングを見ておいてください」
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