唐揚げといえば斎藤友貴哉 「ザンから祭り」開催中の本拠地で好投 料理のこだわりポイントは…
■パ・リーグ14回戦 ロッテ9ー6日本ハム(7月3日、エスコンフィールド北海道)
七回に4番手登板 1回無安打無失点で156キロを計測
日本ハムの斎藤友貴哉投手(29)が3日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦で2点を追う七回からマウンドへ。1死から四球を出したものの、最速156キロを計測した直球を軸に無失点に抑えた。
「(チームに)流れを持ってこようと、ゼロを重ねるだけなので、その一心でいきました」と懸命に腕を振った。
勝負の移籍2年目シーズン けがに泣いた昨季を乗り越えて
右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがから復活を遂げた移籍2年目のシーズン。約1カ月ぶりの1軍復帰となった6月25日の再昇格後は、走者が出てからも落ち着いた投球を見せている。
結果が全ての世界 「ゼロで帰ることが一番」
同28日のソフトバンク戦を皮切りに3試合に登板し、計4イニング無失点。「ゼロで帰ることが一番。それが正解だと思うので、四球を出したら切り替えて、次、次という感じでやっています。自分も(四球を)出したくないですけど、出したらしょうがない。切り替えて、ゼロで帰っての繰り返しです」
前日にまさかの事態!?
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発奮材料もあった!? 前日2日から7日までエスコンフィールド北海道では「ザンから祭りby桜姫」が開催中。試食会には中継ぎ投手の杉浦と生田目が参加したが、斎藤にはオファーが来ず「唐揚げといえば自分なのに全然来なかった。おかしいなって」と、ちょっぴりへこんでいた。
得意料理は唐揚げ 小学1年の愛息も大好物
昨季のリハビリ中は、自宅のキッチンに立つことが気分転換だった。「料理は前からします。作るのはめっちゃ遅いんですけど。何時間(キッチンに)立っているのって言われるくらい」
手際はイマイチだというものの、得意料理の唐揚げは小学1年生の息子も大好物だ。以前はYouTubeなどの動画サイトでレシピを見ながら作っていたが「最近も作りましたよ。今はYouTubeとか見ないでできます」と胸を張る。
2度揚げがうまさの秘訣 味変でカレー粉も
こだわりも強い。「自分は1回じゃなくて、2度揚げ派です。2度揚げは油がめっちゃはねるんですけど、カリッと揚がるんです」。最後は味変として、衣にカレー粉を投入。「カレー風味になるのが、またうまいんですよ~」と力説する。
職場では並み居る強打者たちを料理中
ファイターズで唐揚げといえば、斎藤友貴哉。マウンドでは持ち前の剛速球で、打者をサクサクッと料理していく。