コンサドーレ
2024/07/04 21:20

札幌MF田中宏武が3試合連続スタメン入りで鹿島へのリベンジ誓う「前回負けた借りを返さなければ」

リーグ戦3試合連続スタメンを狙うMF田中宏=撮影・工藤友揮

■7月4日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は6日のアウェー鹿島戦(カシマ)に向けて、攻撃練習などを行って調整した。MF田中宏武(25)は現在リーグ戦で2試合連続先発出場中。鹿島戦もスタメン入りを成し遂げて、前回対戦で味わった悔しさを晴らすべく奮闘を誓う。

今季出場6試合のうち5戦で先発

 田中宏にとってプロ3年目となる今シーズンは、ここまでリーグ戦6試合(うち先発5試合)に出場。3月16日のホーム町田戦で、札幌加入後では初となるスタメン入りを果たした後は、一時リーグ戦出場から遠のいたものの、5月下旬以降はコンスタントに先発メンバーに名を連ねるようになった。

徐々に出場時間が増えて心に余裕

 現在の状況について「ケガ人とか(の事情)もありますけど、スタートで使ってもらえることも多くなって。初めてのスタメンだったときに比べて心の余裕もあるので、慣れてきた部分はある感じです」と明かす。前々節のアウェーFC東京戦、そして前節のホーム新潟戦では、自身初となる2試合連続先発出場を達成。次節の鹿島戦を皮切りに、さらにその自己記録を更新していきたいところだ。

前回対戦は攻撃の部分が反省点

 鹿島との前回対戦となった5月25日のホーム戦(0●3)で、田中宏は4-5-1の右サイドハーフとして、札幌では2度目となるリーグ戦スタメンに名を連ねたが、「前回は守備のところで相手選手に置いて行かれないようにと言われていた中で、そこはある程度できている部分もありましたけど、攻撃の部分でクオリティーをもっと出さなければいけなかったので、そこが反省点だった」と、得点に結びつく働きを見せられなかった。「(チームも)ゴールになりそうなチャンスをあまりつくれなかった試合。(鹿島は)本当に当たり前のことを徹底してくるチームなので、そこに屈してしまったのが前回だった」。

悪い流れ断ち切れず現在7連敗中 「あのときに比べて…」

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