ファイターズ
2024/07/04 22:50

五十幡亮汰 3試合連続スタメンで1安打1盗塁 スチールのスペシャリストとなるために怠らない準備

五回無死一塁、五十幡(右)が二盗を決める=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ15回戦 ロッテ3-1日本ハム(7月4日、エスコンフィールド北海道)

スピードスターが敗戦の中でも存在感

 得意の足で流れを変える―。日本ハムの五十幡亮汰外野手(25)が「8番・中堅」で先発出場し、1安打1盗塁を記録した。

 得点にはつながらなかったが、自らの武器を生かしてチャンスメーク。4月15日以来となる借金を背負うなど、チームは下降の一途をたどっているだけに、五十幡のスピード感あふれるプレーが浮上への光となる。

鮮やかなバッティングと快足を披露

 1点ビハインドの五回、先頭で打席に入った五十幡はロッテの先発・西野の137キロフォークをコンパクトに振り抜いた。鋭い打球が二遊間を抜けて出塁に成功。次打者・清水の打席では2度のけん制を受けながらも、2球目に二盗を決めた。

 その後、三ゴロで三進し、水谷の遊ゴロの間に、相手が前進守備を敷く中でも迷わず本塁に突っ込んだ。だが、間一髪のタイミングでアウト。得点には至らなかったが、あらためて五十幡のスピードが大きな武器になることを証明した。

五回、先頭の五十幡が中前打を放つ

 

リーグ5位の13盗塁 日に日に増すライバルチームからの警戒

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