【一問一答】山本拓実 新庄監督のアドバイスを即実践 1回ピシャリの満点快投
■パ・リーグ15回戦 ロッテ3ー1日本ハム(7月4日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの山本拓実投手(24)が4日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦の九回に救援し、完璧な投球を披露した。試合前のブルペンで新庄剛志監督(52)からカーブの活用法についてアドバイスを受け、即実践。緩急を使って三振を奪うなど、付け入る隙を与えなかった。試合後の一問一答は以下の通り。
【関連記事:ハム番24時 やまーん、褒めて伸びる】
―監督から助言を受けてすぐに実践した
「試合前にいろいろアドバイスをいただいたので、まずはやってみようと。(武田)久さんとも練習の時に話をしたので、思い切ってやってみて、良い結果が出て良かったです」
―初球から首を振ってカーブを選択した
「カーブについてのアドバイスをもらったので。初球はカーブでいこうと決めていたら、全然サインが出なかったです(笑)。こういうふうにやろうと決めてできたので良かったです」
―助言を受けてまだ1試合だが、打者の反応は
「まだ1試合なので何とも言えないですけど、打者の反応を見ることで、引き出しは増えた」
―助言をもらっていただけに気合も入ったか
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「抑えようというよりは、言われたことをやって、ダメでも責任は自分にない、というぐらい割り切って投げようと思いました。試合前に久さんから『気負うより、失敗しても続けることが大事』と言われた。そこを意識していました」
―リリーフで緩い球を投げるのは、勇気がいると話していたが
「配球として使うのは大事だし、緩い球を投げるようなフォームでストレートを投げることで差し込む、という意図もある。きょうは真っすぐで空振りも取れたので良かった」
―追い込んでから粘られる傾向があったが、課題を解消するヒントになったか
「どの投手も手詰まりになるときつい。そうなった時でも、僕は緩い球を投げられる。それは武器であり、強みだと思う。その選択肢を忘れないようにしようと、きょう思いました」
―開幕から投げているリリーフは疲れが出る時期
「僕は1カ月、ファームで調整した。毎年7、8月は成績が良いので早く夏にならないかな、と思っていた。ここからも変わらず自分のやるべきことをやっていけば、どんどん良くなると思う」
―次は地元・神戸でオリックス戦
「そうですね。地元なので、また頑張ります」