高校野球
2024/07/05 18:40

甲子園開業初勝利校の北海・金澤主将「節目は北海が飾りたい」【南大会抽選】(南北ヤグラ付き)

5季連続の道大会制覇とエスコン連覇を狙う北海・金沢主将=撮影・西川薫

昨年王者は12日に札幌光星と対戦

 甲子園開業100周年記念として開催される、全国高校野球選手権南北海道大会(7月11日から札幌円山)の組み合わせ抽選会が5日、準決勝と決勝が行われる北広島・エスコンフィールド北海道で行われ、昨年王者の北海は12日の1回戦で札幌光星との対戦が決まった。13日開幕の北北海道大会は、2年ぶりに決勝まで全て旭川スタルヒンで開催される。昨年、甲子園初勝利を挙げたクラークは、14日の1回戦で武修館と対戦する。

北のクラークは14日に武修館と

 予備抽選でAゾーン8校中8番目を引いた北海。最後まで空いていたのは、普段から頻繁に練習試合を行う札幌光星の隣。金澤光流主将(3年)は「開幕試合と初日の試合だけはやめてくれと立島部長から言われていたので、Aゾーンを引いた時には、やばいなと思ったんですけど、12日を引けて良かったです」と安堵した。

「去年見た景色と今年見るエスコンは違う」

 現在、公式戦道内29連勝中で、3季通じて北海道大会を4連覇中。昨夏、エスコン初王者となったが、金澤主将はベンチ入りも出番はなかった。「去年は周りを見れていなかった。去年見た景色と今年見るエスコンは違う。去年は大きく見えたんですけど、今年は落ち着いたのか、普通にここでできるんだなと。ライトスタンドが近く見えて、すぐに入りそう」。昨夏の4番・熊谷陽輝(中大1年)に続き、エスコンアーチを狙うためにも、札幌円山で行われる序盤の2試合を勝ちきる。

「その時から終盤、粘り強いのかな」

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