【プレーバック・写真入り】J1第22節 鹿島2ー0札幌(7月6日、カシマスタジアム)
クラブ史上ワースト5試合連続無得点
J1最下位の北海道コンサドーレ札幌は鹿島に0-2で敗れ、8連敗となった。4試合続いていた無得点試合は、クラブ史上ワーストを更新する5試合連続になった。
ボランチに入ったMF大﨑玲央(32)は、加入後初のスタメン。左ウイングバックのMF原康介(18)も、自身初の先発出場を果たした。
試合開始早々、DF中村桐耶(23)のロングフィードに反応したFW小林祐希(32)のゴールが決まり、札幌が先制したと思われた。しかしオンフィールドレビューの結果、小林の右手に当たったとしてハンドの判定が下され、得点は取り消された。前半33分、プレー中に右足を痛めた小林は、FW大森真吾(23)と交代した。
前半45分、こぼれ球に反応したFW鈴木武蔵(30)が、相手GKが飛び出していた鹿島ゴールにシュートを放つも、ディフェンダーに阻まれた。前半は、攻守ともに互角の戦いを見せて、なんとか0-0で折り返した。
後半6分、相手MF名古を倒したMF駒井善成(32)にイエローカードが出て、通算4枚目となった。後半16分、鹿島の攻撃に耐えてきた札幌が、ついに得点を許した。相手FW師岡にプロ初ゴールとなる得点を決められ、0-1に。直後に師岡と交代して途中出場した相手MF藤井が後半21分、鹿島FW鈴木からのクロスに反応し、左足でジャンピングボレーシュート。高さのあるシュートにつられてGK菅野孝憲(40)が飛び出したが、その上を越えてゴールネットに吸い込まれ、0-2と突き放された。
札幌は2点目を失う直前の後半20分、初スタメンだった大﨑と原に代えてMF田中克幸(22)、MF青木亮太(28)を投入して反撃したが、鹿島ゴールをこじ開けることはできなかった。後半40分、田中克のFKに反応したDF岡村大八(27)がヘディングで押し込むが、GK早川にセーブされた。アディショナルタイムに入ってからも、途中出場の青木、大森と立て続けに枠内に強烈シュートを放ったが、鉄壁の守備に阻まれた。J1残留圏内の鳥栖が勝ったため、勝ち点差が12とさらに広がった。
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■右ふくらはぎを痛めたFW菅に代わりリーグ戦初の先発出場を
「(先発出場は)今日の昼食のときに伝えられた。(急遽の出場でも)準備はしていたので、やっとスタメンで出られるという気持ちが