ファイターズ
2024/07/06 18:15

《ハム番24時》7月6日

 試合開始の3時間ほど前。ほっともっとフィールド神戸の気温は33度を超えていた。日差しが強く、黙っていても汗が噴き出してくる。場内アナウンスでも「気温が非常に高くなっています。水分補給を心がけ、熱中症に注意してください」と呼びかけていた。

 記者が暑くてげんなりしていると、愛知出身で昨年までソフトバンクに在籍していた水谷も思わず「ヤバ…」とこぼした。「(体が)北海道に慣れてきたのかもしれないです。北海道は日中、そこそこ暑くても夜はちょっと涼しくなるじゃないですか。気温が下がって。無理っすもん、これ。もわーんとしますもん」と、あきれ顔だった。

 夏の鎌ケ谷も相当、キツい。「暑さ」を基準に考えて、どの球場が最も過酷だったか、水谷に尋ねると「(ソフトバンクの2軍施設がある)筑後。鎌ケ谷の夏は、まだ経験していないので分からないですけど、筑後は人工芝なんですよ。表面のところに温度計を置いているんですけど、普通に50度とかなるので。ベンチから見てかげろうが出ている」と灼熱(しゃくねつ)エピソードを教えてくれた。

 体を張り、グラウンドでプレーする選手の負担は桁違いだ。少し暑いくらいで弱音を吐いて、すみません。

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