【一問一答】伊藤大海 7日のオリックス戦に先発 今季ワースト7失点を喫した前回登板からイメチェン
日本ハムの伊藤大海投手(26)が7日、京セラドームで行われるオリックス戦に先発する。前回6月29日のソフトバンク戦は、今季ワーストの6回7失点(自責点4)を喫した。大胆なイメチェンをして臨む登板前日の一問一答は以下の通り。
―ソフトバンク戦を忘れないよう、ひげを伸ばしている
「あえて伸ばしています」
―きっかけは
「思い付きですけど、ちょっと一回やってみようかなって。整えてはいますけど」
―憧れのダルビッシュ有投手のよう
「そういうわけではないです。あの日を忘れないように。僕、本当はそりたい。ひげはあまり好きじゃないので」
―前回登板はそれほど悔いが残った
「悔しかったですね…。状態もそこまで悪いわけではないですし、いい準備ができたので、あしたに向けてしっかり頑張りたいです」
―オリックスとは今季3戦2勝、防御率1.45と好相性
「あんまり相性がいいイメージもないですけど。いつもと変わらずファーストストライクとか、1アウト目とか、先頭打者とか、そういう当たり前のことをしっかりして、少しでも長いイニングを投げられるように頑張りたいと思います」
―警戒する打者は
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「全員って言いたいですけど、杉本さんは当たってきているのかなって。今シーズン、春先に比べて状態もいいので、一発もある打者ですし、杉本さんが打つと打線も盛り上がる印象がすごくあるので、まず1打席目をしっかり抑えられるようにやっていきたいです」
―シーズン序盤と比べて、対左打者の対策は
「前回の試合でインコースのフロントドアのツーシームを投げて、いい反応をしてもらえた。そういうのを交ぜていきながら、しっかり攻めるところを攻めて投げられたらなと思います。あまり苦手意識を持ちすぎないように、こっちから先手先手でいけるようにとは思います」
―ここまで手応えのある球種は
「今年に限っていえば、カットボールは操れているなというのはある。前半戦も有効的な場面が多かったですし、後半戦もっと重要になるシーンが多く出てくると思うので、それをしっかり投げきれるように。コントロールミスが致命的なボールなので、意図を持ったカットボールを意味のあるコースにしっかり投げていきたいです」
―よくなった要因は
「カットボールは僕の中で、左バッターのインコースに投げて詰まらせるイメージだった。シュートのような。シーズン始まる前に(動画サイト)YouTubeでコービン・バーンズという選手のカットボールを見て。左の外に丁寧に使っていたので、ただ詰まらせるボールというよりは、相手に錯覚を起こさせるボールであったり、いろんな使い方ができるので、自分も得意なボールではあるので大事にしていけたらなって」
―意識が変わった
「インコースだけではないとなったので、使い方の幅も広がりました」
―7月7日は七夕。短冊に願い事を書くなら
「勝ち星をください(笑)」
―欲しいのは目の前の1勝か数字か
「毎試合、毎試合そうですけど、勝てるようにって。まず健康で最後まで投げきることが大事なので、そこに数字が付いてくると、自分的にはすごくうれしいし、チームとしても乗っていける。勝ちには最後の最後までこだわって投げていきたいです」