■パ・リーグ１３回戦　日本ハム－オリックス（７月６日、ほっともっとフィールド神戸）

　胃腸炎で登録を抹消されていた日本ハムの松本剛外野手（３０）が６日、ほっともっと神戸で行われたオリックス戦に合わせて１軍に昇格し、「３番・左翼」でスタメン出場した。苦しい戦いが続く中、チームの起爆剤として期待がかかる。試合前、取材に応じた一問一答は以下の通り。

―胃腸炎で抹消され、きょうから１軍復帰。状態は
「体は元気ですし、バッティングの状態も上がってきている感じはあるので、打席で表現できれば」

―胃腸炎は完全に回復したか
「そうですね。２、３日ぐらいでだいぶ落ち着いて」

―松本剛が離脱している間、チームは負けが込んでいた
「キツイだろうなと。みんな、疲れも出てくる時期だと思います。でも下を向いていてもしょうがない。実際に会うと、みんな元気だったので、大丈夫かなと思います」

―２軍戦でヒットが多く出ていた。現状の打撃の手応えは

「いいものが出ている打席が多いですし、いいヒントもファームでもらえた。それを１軍で出せれば。佐藤コーチも一緒になってやってくれましたし、もらったヒントを自分でかみ砕いて、いい方向にいっているかなと思います」

―胃腸炎の症状は大変だったか
「きつかったですね。吐き気もありましたし…」

―２軍に行って髪を黒くしたが、１軍昇格してもそのままか
「ちょうど髪が傷んでいたので、当分、黒でいこうかなと思います。これで打てれば、余計に黒がいいかなと」

―チームの起爆剤に
「変に気負いすぎず。いい風を持ってきたので、来ただけで（笑）。大丈夫だと思います」

―新庄監督と言葉を交わしたか
「いい感じで打っているから、そのままやってくれと。僕もそのつもりですし、自分が打つのも大事ですけど、チームが勝てるように」