■パ・リーグ１４回戦　日本ハム３ー６オリックス（７月７日、京セラドーム大阪）

―（試合後、自ら口を開き）
「前半絶不調で、１０連勝してここまで上がってきた―という気持ちになるしかないですね。ここから追い上げていく、という気持ちで西武と戦います」

―五回はいい形で追い付き、勝ち越したが
「そう。あそこでセーフティースクイズが決まって、水谷くんが満塁で打って、伊藤くんがすんなり抑えて。これで流れが来るというイメージはありましたけどね」

【一問一答：水谷瞬　「難しい打順」も適応　初４番で期待に応える２安打２打点】

―五十幡のセーフティースクイズは、３塁走者がマルティネスだったが
「あえて。（相手守備は警戒せずに）気が抜けるだろうなと。今はこういう調子だから、積極的に動いて流れを持ってくるしかないなと思うので。ちょっと足のある選手を使ってみました」

―万波がスタメンを外れていたが

「休み。あさってから出ます」

―足のある走者が出て水谷がかえすイメージでオーダーを組んだか
「エンドランをしたかったんですけど、そのシチュエーションがなくて。ああいう走塁ミスをしていたら、向こうに流れがいく。レイエス（五回に四球で出塁も続く水谷の安打で三塁を狙って憤死）。あそこは止まらなアカン。間違いなく」

―先発した伊藤の投球内容は
「見ての通り。抑えきらないと。あそこは」

【一問一答：伊藤大海　先発し５失点ＫＯ　警戒していた杉本への失投を悔やむ】

―五回と六回で変化は感じられたか
「それは（本人に）聞いて。悪くなかったですけどね、四回まで。伊藤くんらしいピッチングをしていたんですけど。どうしても（味方が）点を取ったら（失点してしまう）。どういう気持ちなのか、分からないですけど…。今シーズンはちょっと多くないですか。取られるケースが。本人に聞いてみてください」